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「啓く」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.9.4
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「拝啓(はいけい)」や「啓発(けいはつ)」などで使うことの多い「啓」の漢字。

今回は「啓」の字を使った少し難しい読み方である「啓く」をご紹介します。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「啓く」の読み方!

では、早速「啓く」の読み方を発表します。

「けいく」と読んだ方は、不正解!

ヒントは何かを教えるようなときに使う言葉です。

「啓蒙」と同じような意味をもっていますよ。

「知識を啓く」や「蒙を啓く」というように使うことが多いでしょうか。

時と場合によっては「開く」と書くこともありますよ。

さあ、もう読み方はわかりましたね!

正解は「ひらく」でした!

「啓く」の豆知識

では、「啓く」とはどういう意味なのでしょうか。

道理に暗い者を教え導く。啓蒙する。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1495

 

ところで「ひらく」と読む漢字にはほかに「拓く」や「展く」「披く」などもあります。

それぞれの使い分けはわかりますか?

自然に対して手を加える場合、新しい分野を「ひらく」場合には「拓」を使うと効果的。
包みを取り外す場合には「披」を使うこともできるが、やや古風。
広い範囲を見られるようにする場合には「展」を書くと効果的だが、やや特殊。

出典:円満字 二郎、漢字の使い分けときあかし辞典、研究社(2016年5月20日版)p.480

 

「披く」や「展く」の使い方は少し珍しいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「啓く」は「ひらく」と読みます。

「ひらく」と読む漢字は「拓く」や「披く」などいくつかあるので、使い分けも覚えておきましょう!