食卓に並ぶ熱々のカレーやお鍋、焼き魚に唐揚げ…。
外から帰ってきたときに美味しいご飯が準備されていると、とても嬉しいですよね。
今回は料理に関する漢字から「甘煮」をご紹介します。
「あまに」とも読みますが、実は別の読み方もあるんですよ。今回はそれを考えてみてくださいね!
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「甘煮」の読み方!
では、早速「甘煮」の読み方を発表します。
ヒントは、肉や野菜などを醤油や砂糖などを使って甘く煮付けた料理の名前です。
定食屋さんでも見かけることがあるかもしれません。おせちに「甘煮」を入れるご家庭もありますね!
簡単な漢字で書くと「旨煮」と表すこともできますよ。
さあ、もう読めましたね!
正解は「うまに」でした!
「甘煮」の豆知識
では、「甘煮(うまに)」とはどういう意味なのでしょうか。
肉・魚・野菜などを、しょうゆ・砂糖などで甘辛く煮ふくめた料理。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.173
「甘煮」は「あまに」とも読みますが、「あまに」はまた少し違った料理です。
味を甘くつけて煮ること。また、甘く煮たもの。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.52
同じ漢字でも読み方が異なるだけで、味付けの違う料理になるのはおもしろいものですね!
ちなみに「うまに」と似たような料理に「筑前煮」があります。見た目はどちらもかなり似ていますが、筑前煮は油で炒めてから煮るそうです。
まとめ
いかがでしたか?
「甘煮」は「うまに」と読みます。
野菜もお肉も一緒に摂れる「うまに」は、美味しいのに簡単に作れるので献立に迷った日はぜひ作ってみてくださいね。