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「乙鳥」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.9.24
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すずめやカラス、鳩やメジロなど、私たちの身の回りにはさまざまな鳥たちがいます。

「鳥のように空を飛んでみたい!」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する漢字は鳥の名前を表す「乙鳥」。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「乙鳥」の読み方!

では、早速「乙鳥」の読み方を発表します。

ヒントは新幹線の名前にも採用されている鳥の名前です。

九州新幹線の博多から鹿児島中央駅間を走っている新幹線の名前といえば…?

電車好きの方はすでに答えがわかったかもしれませんね!

もう1つヒントを出しましょう。

「乙鳥」を普段使っている漢字で表すと「燕」と書くことができます。

さあ、もう読み方はわかりましたね!

正解は「つばめ」でした!

「乙鳥」の豆知識

「乙鳥(つばめ)」は「いっちょう」や「おっちょう」とも読み、どちらも「つばめ」のことを意味します。

それでは、辞書で意味を確認してみましょう!

夏鳥として渡来し、人家の軒下などに泥やわらで椀型の巣を作るスズメ目ツバメ科の鳥。背面は黒色、腹面は白色、額とのどが赤い。翼と尾は細長く、尾の先が二またに分かれる。つばくら。つばくろ。つばくらめ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1151


「つばめ」の尾羽が「乙」の形に見えることから「乙鳥」と書くようになったのではないかと言われているんだとか。

ちなみに「乙鳥」が餌として食べている虫は、湿度が上がると羽が湿気を含んで高く飛べなくなってしまうそう。そのため「乙鳥」が低い位置を飛んでいるときは、高い確率で雨が降るそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「乙鳥」は「つばめ」と読みます。

ぜひ、この機会に「乙鳥」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!