「頑固」や「強固」などのように使われることの多い「固」の字。
音読みでは「こ」、訓読みでは「かたい」と読むことが一般的です。
では「固より」はなんと読むかわかりますか?
これを知っている方は漢字に詳しい方です!
「固より」の読み方!
では、早速「固より」の読み方を発表します。
「こより」と読んだ方は、不正解!もちろん「かたより」でもありませんよ。
ヒントは「女性は固より男性も楽しめる作品だ」や、「固より失敗は覚悟している」のように使う言葉です。
「○○より」と、あてはまる2文字を考えてみてくださいね。
ほかの漢字では「元より」や「素より」と書くこともできますよ。
さあ、もう読み方はわかりましたね!
正解は「もとより」でした!
「固より」の豆知識
では、「固より(もとより)」とは、どういう意味なのでしょうか。
①もととなる性質やはじまりの時点から、そのまま引き継がれたことを表す。元来。昔から。はじめから。
②言うまでもなく。もちろん。
③可能性の高いAばかりでなく、可能性の低いBまでもそうなることを表す。AはもちろんBも。AだけでなくBも。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1732
「元より」や「素より」と書く場合も意味は同じです。
まとめ
いかがでしたか?
「固より」は「もとより」と読みます。
「もとより」は今回ご紹介した「固より」のほかに「元より」や「素より」など3つ漢字で書き表すことが可能です。
ぜひ3つとも覚えておいてくださいね!