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「減込む」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.8.30
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自宅にいる時間が増えると、ついつい食べ物に手が伸びてしまいませんか?

気がついたらお腹がぽっこりして衣服に食い込んでいる、なんて方もいるかもしれません。

さて、今回は「食い込む」と似たような使い方をするものから「減込む」をご紹介します。

一体なんと読むのかわかりますか?

「減込む」の読み方!

では、早速「減込む」の読み方を発表します。

「へりこむ」と読んだ方は、不正解!もちろん「げんこむ」でもありませんよ。

ヒントはあるものが何かに押しつぶされてぎゅっと潰れているような様子を表す言葉です。

「もふもふ過ぎて毛がゲージに減込んでいる」「泥沼に足が減込む」などの使い方をすることが多いでしょう。

「食い込む」と似たようなシチュエーションで使います。

そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「めりこむ」でした!

「減込む」の豆知識

では、「減込む(めりこむ)」とはどういう意味なのでしょうか。辞書で調べてみると…

強い力に押されて、またその物の重みで、深く中へ入り込む。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1714

 

「減り込む」と書くこともできます。

ちなみに「食い込む」の意味は次のとおりです。

①中に深く入り込む。食い入る。
②限度を超えて他の領分や範囲に入り込む。
③支出が多くなって赤字になる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.479

 

「減込む」のほうがより強い力で押されていると言えますね。

「減」の字は、祝詞を入れた容器の上にまさかりを置いた「咸」に水を加えた形です。水を加えると祈りの効果が減ることから「へる・へらす」の意味をもつようになりました。

まとめ

いかがでしたか?

「減込む」は「めりこむ」と読みます。

ぜひ、この機会に「減込む」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!