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「去来」は「きょらい」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.8.10
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「去る」と「来る」の字をつなぎ合わせてできた「去来」。

そのまま「去ることと来ること」を意味する「きょらい」とも読みますが、2文字の言葉でもっとよく使う読み方があるのをご存知ですか?

この読み方を知っている方は間違いなく漢字博士です!

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「去来」の読み方!

では、早速「去来」の読み方を発表します。

私たちが日常で使うときは「去来という時に備える」や「去来となったら…」のように言うことが多いでしょうか。

歴史が好きな方は「去来鎌倉!」や「去来行かん!」のように使うこともあるかもしれませんね!

さて、そろそろ読み方がわかってきたころでしょうか?

正解は「いざ」でした!

「去来」の豆知識

では、「去来(いざ)」とはどういう意味なのでしょうか。

[感]
新たな決意で行動を起こすときに、自分や相手を力強く促したり誘ったりしていう語。さあ。
[副]
①決断や実行が迫られる、重大な局面に直面すると。
②思いを新たに実行してみると。さてどうかと思い切ってしてみると。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.93

 

「去来鎌倉!」は上の意味とは少し違い、「さあ大変だぞ」という意味を込めて使います。

ここで言う鎌倉とは鎌倉幕府のことです。どこにいても何かあればすぐに鎌倉へ駆けつけるぞ、という意気込みから生まれた慣用句だと言われています。

「すわ鎌倉」と言うこともあるようです。

まとめ

いかがでしたか?

「去来」は「いざ」と読みます。

「去来というときに備える」と言うことがあるように、何か起こってから慌てないように日頃からいろいろと準備をしておきたいですね!


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