今回ご紹介する漢字は「戯れる」。「たわむれる」や「ざれる」と読むことの多い漢字ですが、実はほかの読み方もあります!
小動物や小さな子どもと遊んでいるときに使うことが多いかもしれません。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「戯れる」の読み方!
では、早速「戯れる」の読み方を発表します。
「ぎれる」と読んだ方は、不正解!
「子猫が戯れる」のように使うことが多いでしょう。
「ざれる」の音が少し変化した読み方を考えてみてください!
ここでヒントを出します!
猫が好きなおもちゃといえば「猫戯らし」ですよね。さあ、「猫戯らし」が読めたあなたは「戯れる」の答えがわかるはずです。
そう!正解は「じゃれる」でした!
「戯れる」の豆知識
では、「戯れる(じゃれる)」とはどういう意味なのでしょうか。
まつわりついてたわむれる。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.781
単にたわむれるのではなく、まとわりついてくる様子を意味する言葉ですね。
「戯」の字はもともと、虎の皮をかぶった人をほこ(戈)を使って打つ様子から作られました。
打つことで、戦いの開始を知らせていたそうです。
この様子が遊んだりからかっていたりするようにも見えたことから「たわむれる」や「じゃれる」の意味をもつようになったとされています
まとめ
いかがでしたか?
「戯れる」は「じゃれる」と読みます。
ぜひ、この機会に「戯れる」の読み方と意味を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!
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