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「緩り」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.12.21
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とにかく動きが遅い動物といえばナマケモノが有名です。

1時間かけても300メートルも進めないと言われています。

さて、今回は遅いことを意味する言葉から「緩り」をご紹介します。

一体なんと読むのかわかりますか?

「緩り」の読み方!

では、早速「緩り」の読み方を発表します。

「緩」は「かん」と読みますが、「かんり」と読んだ方は、不正解!

ヒントは急ぐことなく、のんびりと動く様子を表す言葉です。

「緩りと進む」「緩り歩いても間に合う」のように使うことが多いでしょう。

「ゆ」で始まる読み方を考えてみてくださいね。

読み方はわかりましたか?

正解は「ゆっくり」でした!

「緩り」の豆知識

では、「緩り(ゆっくり)」とはどういう意味なのでしょうか。

①急ぐことなく事を行うさま。のんびりとしているさま。
②時間的・空間的に余裕があるさま。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1776

 

「緩」の字は「糸」と「爰」からできています。「爰」はものを手でひく形を表すものです。

「糸」+「爰」で糸をひく様子から作られたのではと考えられています。

糸を手でゆっくり引いて染める様子から「ゆっくり」の意味をもつようになりました。

ちなみに「緩り」は「ゆるり」とも読みます。意味は「ゆっくり」とほとんど同じです。

「ゆっくり」はほかの漢字で「悠然」や「寛悠」と書くこともできます。

まとめ

いかがでしたか?

「緩り」は「ゆっくり」と読みます。

のんびり動くナマケモノはまさに「緩り」生きていく代表格。素早く動けないため、1日の必要な食事はたったの8グラムだそうです。

省エネな体質はうらやましいですが、人間は適度に食べて適度に動かないと健康に悪いので「緩り」しすぎない人生を送りたいですね!