今回ご紹介する漢字は「葦鹿」。
パスカルが人間を考える葦(あし)にたとえたことでもお馴染み「葦」と「鹿」はどちらも見慣れた漢字ですが……。
いったい何と読むのでしょうか?
「葦鹿」の読み方!
では、早速「葦鹿」の読み方の発表です。
「あしじか」と読んだ方は不正解。
鹿と同じく哺乳類なのですが……。主に森を生息域とする鹿に対して、「葦鹿」は主な生息域が海なのです。
そして、スペシャルヒントは「海驢」とも表記すること!
といえば、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「アシカ」でした!
「葦鹿」とは?
改めて「葦鹿(アシカ)」の意味を調べてみましょう!
オットセイに似て、やや小形の海獣。中部太平洋にすむ。からだは黒茶色で、四足はひれの形。毛皮・肉・脂肪が利用される。〔アシカ科〕
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.22
ちなみにアシカの他に水族館でもお馴染みオットセイやトドもアシカ科に属しています。
アシカとともに思い付く海獣の筆頭にセイウチやアザラシも挙がると思うのですが……。
セイウチはセイウチ科。アザラシはアザラシ科に属するそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「葦鹿」は「アシカ」と読みます。鹿の仲間ではなく、海獣のアシカです。
ぜひ、この機会に「葦鹿」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!
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