今回、ご紹介する漢字は「翡翠」。
素直に「ひすい」とも読むのですが、鳥の名前を表す漢字でもあるのです。
いったいどの鳥を表すのでしょう?
「翡翠」は何の鳥?
同じ漢字を用いる宝石「翡翠(ヒスイ)」が最大のヒント!
翡翠色をした美しい色が特徴の鳥です。
辞典で「翡翠」を調べてみると、更なるヒントも……。
スズメより少し大きい小鳥。背中・尾が青色で美しい。くちばしは長く、足は赤い。川辺にすみ、魚を取って食う。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1160
サイズ感や様々な特徴が浮き彫りになると、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「カワセミ」でした!
「翡翠」の豆知識
では、改めて「翡翠(ヒスイ)」という言葉を調べてみましょう!
①鳥のカワセミの異称。②〔カワセミの羽の色に似た〕緑色の鉱石。硬玉の一種で、古墳時代の前から装身具とされた。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1310
翡翠という字を見ると宝石のイメージが強くなりがちですが、どうやら鳥の翡翠(カワセミ)ありきの名前のようです。
まとめ
いかがでしたか?
「翡翠」は宝石の「ヒスイ」とも読みますが、鳥の「カワセミ」とも読まれます。
ぜひ、この機会に「翡翠」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!
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