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<豊田>手前味噌のススメ!歴史ある蔵で自分だけの味噌作り体験♪「桝塚味噌」

  • 2021.7.27

名古屋グルメを象徴する味といえばやはり「赤味噌」ですよね!味噌カツ、味噌煮込みうどんなど全国的に知られている有名な料理もありますし、家庭ではおでんに味噌をつけて食べます。 かく言う私も、生まれてからずっと名古屋に住んでいる生粋の名古屋人ですので、赤出汁が大好きです。

そんなお味噌について学べる・楽しめる素晴らしい場所を見つけたので紹介したいと思います!

蔵元「桝塚味噌」

昭和3年創業の「桝塚味噌(ますずかみそ)」さん。今も変わらず昔ながらの杉や桧の木桶を使い、じっくりと手間暇かけて味噌を作り続けている蔵元さんです。

出典:リビング名古屋Web

風情のある味噌蔵

手間暇かけて作る味噌の魅力を伝える為に、不定期ですが手作り味噌教室を開催しているのです。普段は大人向けの内容だそうですが、夏休みということで子供向けの内容で開催されるとのことなので行ってきました!

楽しく食育「みその学校 for kids」
出典:リビング名古屋Web

手作り味噌教室は、蔵の中のこちらの部屋で行われます。廃校になった学校の机や椅子を使用しているそうで、なんだかタイムスリップしたみたいです。

まずは、味噌蔵見学からスタート!

出典:リビング名古屋Web

濃い味噌の香りがします!

桝塚味噌さんでは15の蔵で400本の木桶で味噌を”育てて”います。熟成期間の短い米味噌は4か月~6か月。熟成期間が長く、色の濃い豆味噌は約2年。ゆっくりと時間をかけて熟成された味噌は自然と甘みが生まれてくるそうです。

現在日本で味噌を作っている会社は1000社程あるそうですが、木桶を使って製造しているのはわずか5%程の50社程度だそうです。多くの市販品は、大量生産のためにステンレスのタンクで人工的に温度管理され、コクや旨味を補う為に様々な調味料が添加されています。

出典:リビング名古屋Web

高さ3mある木桶。普段は見ることのできない、上から。

味噌蔵は第二次大戦中には戦闘機の格納庫だったとか・・・。歴史を感じますね。

味噌作り

見学の次は、味噌について学びました。大人でも知らないこともあり、とても勉強になりました。

出典:リビング名古屋Web

右下、何だと思いますか?ぜひ教室で!

そして、お待ちかねの味噌作りです!蒸した大豆をしっかりと潰し、米麹、塩、水も加えてムラにならないように混ぜます。しっかりと混ざったら、空気を抜くように容器に移していきます。

出典:リビング名古屋Web

小さなお子様も簡単にできると思います。

表面に塩を振り、なるべく空気を抜いて容器の口を閉じたら仕込みは完了!あとは1か月半~2か月間、自宅での保管・発酵になります。お味噌の管理方法についてはしっかり説明してもらえますし、問い合わせ用LINEもあるので安心です。

出典:リビング名古屋Web

手前の豆味噌はお土産です。

「味噌はつくるものではなく、育てる」

味噌作りの手順はとてもシンプル。目には見えない麹菌の力を借りて、大豆が栄養豊富な味噌に大変身していきます。 教室に参加した日から、娘は毎日「どうなったかな?こうじ頑張れ~」と言って、仕込んだ味噌を見ています。手軽に手に入るものももちろん便利ですが、たまには手の込んだものも如何ですか?

蔵併設の直売店では、桶から出したばかりの新鮮なお味噌を計り売りしています。ぜひ、本物の味噌を味わってみてください。

出典:リビング名古屋Web

◆蔵元 桝塚味噌◆ 愛知県豊田市桝塚西町南山6番地 直売店 営業時間:9:00~17:00 休 日:日曜日・祭日 公式HP: http://www.masuzuka.co.jp/ 予約サイト: https://temaemiso-susume.com/miso-making/ 体験は必ず事前予約が必要です。

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