真夏でも崩れない！ブロンザーの発色＆色持ちを劇的にUPさせるメイクテク

夏らしいヘルシーな肌を演出する便利なアイテム「ブロンザー」の発色と色持ちを劇的にアップさせるテクニックがTikTokに登場し話題に。手持ちのブロンザーにひと手間加えるだけで簡単にできるという、その裏ワザとは…？（フロントロウ編集部）

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パウダーブロンザーを“クリーム”に変えるテクが登場

健康的でフレッシュな小麦肌を演出してくれる、夏のマストアイテム「ブロンザー」。おでこや頬骨の上にふわっとのせることで、日焼けしたような色とツヤを与えてくれる便利なコスメだけれど、真夏の暑さによる汗や皮脂、マスクの擦れなどで、気づけばメイクがヨレたり落ちてしまったりすることも…。

そんな何かと崩れやすいブロンザーの発色＆色持ちを劇的にアップさせる“あるメイクテク”が海外で話題に。若者に大人気のショート動画アプリTikTokを中心にSNS上でバズっている。

その方法というのは、手持ちのパウダーブロンザーにセッティングスプレー（メイクキープスプレー）を直接吹きつけて、それをブラシにのせて肌に塗るというもの。

このテクニックを紹介した人気TikTokユーザーのステファニー・ヴァレンタインによると、セッティングスプレーを吹き付けることによって、パウダーブロンザーの表面が少し溶け、まるでクリームのようなテクスチャーに変化。ブロンザーの発色が良くなるだけでなく、セッティングスプレーの効果でメイク持ちも大幅にアップするのだとか。

ステファニーは「ブロンザーのテクスチャーを変えたいときや、しばらく使っていなかった製品を復活させたいときとかに、このテクニックを使うことが多いかな」と米Allureで語り、ブロンザー以外にもチークやハイライトにも応用できるテクニックだと話している。

実際にこのメイクテクを行なったTikTokユーザーのマリ・ステファニー・シラクーサも、その美しいブロンザーの仕上がりを大絶賛。「これは日ごろのメイクルーティーンに取り入れたいね」とコメントを残している。

一方で、このメイクテクに納得していない人も一定数いるようで、TikTokユーザーのアリシア・クリスティディスは「私には良さがわからない」と発言。「ブロンザーでチークでも試してみたけれどちょっと微妙かな。すぐ乾いてブレンドしにくいしムラになる。もう私はやらないかな」と話している。

メイクアップアーティストの見解は？

ニューヨークを拠点とするメイクアップアーティストのジョセフ・カリロによると、じつは、パウダータイプのコスメに液体をつけて発色を良くする方法は、メイクアップアーティストたちの間でも古くから行なわれている定番のテクニック。

とくにアイシャドウの発色を良くするために使うことが多いテクニックだと話す一方で、このTikTokで流行している方法については、あまりオススメしないという。

その理由について、ジョセフは「（ブロンザーに）直接吹きつけると、お気に入りのコスメが濡れたり、変質されたり、破損したりする可能性がある」と忠告。もし試したいときは、「ブロンザー本体ではなくブラシのほうにセッティングスプレーをつけたほうが、ブロンザーの発色も良く肌になじみやすいよ」とアドバイスした。

ヘルシーな小麦肌を演出すると話題沸騰中のブロンザーテクニック。ブロンザーとセッティングスプレーさえがあれば簡単にできるので気になる人は試してみては。（フロントロウ編集部）