チラッと会っただけでも、すごくしっかりと記憶に残る印象の濃い人もいれば、何度あってもぼんやりとしか記憶に残らない印象の薄い人もいます。あなたは自分の印象が薄いのか濃いのかをちゃんと把握していますか?あなたがどちらなのか探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.顔
2.平仮名の「へ」が3つ
3.山
4.トゲ
1.顔に見えた人は「やや印象が濃い人」
図形が顔に見えた人は、やや印象が濃い人かもしれません。見た目にインパクトがあるとか突飛な行動をして目立つとかではないですが、なんとなく特徴的な雰囲気を持った人かもしれません。そのため、記憶にはそれなりに残りやすいのではないでしょうか。
このタイプの人は、対人スキルが割と高く、相手の顔をしっかり見ながら話ができる人でしょう。目と目が合う確率が高いことも、あなたの印象を濃くする要因かもしれません。また堂々とした振る舞いや明るい空気感も印象づけるのに役立っているでしょう。
おそらく、それほど特異な感じではないけれども印象に残りやすいタイプですので、同じような雰囲気を持った人と間違えられることが多いかもしれません。知らない人から手を振られたりするなど人間違いされているようなことが割とあるのではないでしょうか。
2.平仮名の「へ」3つに見えた人は「やや印象が薄い人」
図形が平仮名の「へ」3つに見えた人は、やや印象が薄い人かもしれません。チラッと会ったくらいでは、人の記憶には残っていかないのではないでしょうか。何度か会うことで、だんだん印象を濃くしていくような人でしょう。
このタイプの人は、控え目であまり目立たないように振る舞っている人でしょう。服装などもシンプルなものを好みやすく、スタンダードを絵に描いたような人かもしれません。そのため、印象を濃くするような特異なところがあまりないのではないでしょうか。
何度か会って馴染んでくれば、あなたらしさが出てくるので、少しずつ印象が濃くなっていくでしょう。最初のうちは個性もあまり見せず、群衆の中の一人と化していることが多いため、どうしても印象は薄くなりがちかもしれません。
3.山に見えた人は「印象が薄い人」
図形が山に見えた人は、印象が薄い人かもしれません。何度会っても、ぼんやりとした感じでしか人の記憶に残りづらいところがありそうです。「おとなしそうな人」「優しそうな人」など曖昧な印象では語れますが、具体的な印象がいまいち残っていかないでしょう。
このタイプの人は、自己主張をほとんどせず、常に流れのままに進むようなところがありそうです。周りの人に同化するのが上手く、抗おうとするようなことは少ないでしょう。見た目も行動もとにかく目立ちにくいところがありそうです。
親しくなっても、その傾向が強く相手の邪魔にならないよう振る舞ったりすることが多いのではないでしょうか。そのため、何度会っても、あなた自身の個性が見えづらく、なかなか印象には残りにくいのかもしれません。
4.トゲに見えた人は「印象が濃い人」
図形がトゲに見えた人は、印象が濃い人かもしれません。チラッと会っただけなのに、とても深く記憶に刻み込まれるようなところがあるでしょう。あなたからすれば、挨拶しただけの人なのに、相手はあなたのことをすごくよく覚えていたりすることがあるのではないでしょうか。
このタイプの人は、特に意識しなくても人目を惹きつける魅力を持った人でしょう。他の人とは違った個性的な雰囲気を持っていますし、その雰囲気を隠すことなく全面に出しているのではないでしょうか。
そのため、一瞬目に入っただけでも、あなたがどういう人なのかを捉えやすく、記憶にもしっかりと残っていくのでしょう。印象が濃いせいで、色々なところで色々な人に見られてしまい監視されているような感じになりやすいのが困ったところかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース編集部
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