人には怒りのスイッチというものが存在します。あまり怒らない人でも、そのスイッチを押されると、たちまち怒りに気持ちを支配されてしまうでしょう。あなたの怒りのスイッチはどこにあるか知っていますか?探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.音符
2.おたま
3.スワン
4.リフト
1.音符に見えた人は「八つ当たりされること」
図形が音符に見えた人は、八つ当たりされることが怒りのスイッチになっているかもしれません。誰かが怒りを露わにして、関係のないあなたにぶつけてきた時に、怒りのスイッチが一気にONへと変わってしまいそうです。
このタイプの人は、自立心が強く何事も自分のことは自分でやろうとする人でしょう。そのため、あなたにとって八つ当たりは迷惑極まりない行為なのではないでしょうか。自分の怒りを自分で処理せずに人にぶつけるなどもってのほかだと感じるのかもしれません。
そのため、八つ当たりをされた時には、あなたの怒りもスイッチが入り相手を強く叱責し始めるかもしれません。感情的に応戦するというよりは静かに淡々と相手を叱責するような怒りの発し方をする人でしょう。
2.おたまに見えた人は「全てあなた任せにされること」
図形がおたまに見えた人は、全てあなた任せにされることが怒りのスイッチになっているかもしれません。周りの人たちが、何でもかんでもあなたに任せておけば良いとばかりに、仕事を押し付けてくると怒りのスイッチが一気にONへと入っていきそうです。
このタイプの人は、面倒見がよく働き者なところがあるでしょう。そのため、人の仕事もどんどん自分で背負い込んで行きやすいところがありそうです。最初のうちは良いのですが、だんだん荷が重くなってしまい、誰かに変わってもらえないか薄く期待をするようになってしまうでしょう。
期待しても誰も動かず、さらにあなた任せにされた瞬間に、おそらくあなたの怒りのスイッチは入ってしまい制御不能状態となってしまうでしょう。一気に怒り爆発で言葉責めに入るため、周りは慌ててあなたの手伝いに奔走することが多いのではないでしょうか。
3.スワンに見えた人は「邪魔をされること」
図形がスワンに見えた人は、邪魔をされることが怒りのスイッチになっているかもしれません。自分がこうしようと先々まで計画して動いているのに、それを別の人の都合で変更されることで怒りのスイッチが一気にONへと入っていきそうです。
このタイプの人は、計画的でマイペースなところがあるでしょう。自分なりにあれこれ流れを決めながら動いているため、そこに横槍が入ると混乱しやすいところがありそうです。混乱してしまうと、思った通りにことが進まないため、余計に気持ちが動揺してくるでしょう。
おそらく邪魔をされた瞬間にどうしたらいいかわからなくなり、怒りが湧いてくるのではないでしょうか。ただ、その怒りは長続きはせず、軌道修正された時点で、怒りスイッチはすぐにオフされる切り替えの早さはありそうです。
4.リフトに見えた人は「面倒くさいことを頼まれること」
図形がリフトに見えた人は、面倒くさいことを頼まれることが怒りのスイッチになっているかもしれません。どういう内容で面倒臭いと感じるかはわかりませんが、比較的細かい作業を要するものであったり時間がかかることに対してスイッチが入りやすかったりするでしょう。
このタイプの人は、効率よく物事を済ませようとする人でしょう。頭がよく器用ですので、たくさんのことをテキパキ迅速に済ませてしまえるところがありそうです。元々面倒くさがりですので、面倒でもやらなければならないことは先に済ませてしまっているタイプかもしれません。
終わらせてから一気に休憩を取ろうとしているのでしょう。そこへ別の人から面倒なことを頼まれてしまうと、途方もない気持ちになり気持ちが動揺してくるのではないでしょうか。そのため、怒りスイッチがオンになってイライラしながら作業をするかブツクサいうはめになるのかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース編集部
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