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猫背でハリ消滅!? 生活習慣から“バストの垂れ”を改善する方法4つ

  • 2015.7.6
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【ママからのご相談】

30代後半の2児のママです。最近、バストが垂れてきているのが気になっています。2人を立て続けに出産したことや、育児中に楽な下着ばかりをつけていたことが原因だと思います。バストの垂れを改善する方法や予防法があれば教えてください。

●A. バストに合った下着をつけたり、生活習慣を改善することでバストの垂れを改善、予防することは可能です。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

女性はバストの形や大きさ、バランスに一度は悩んだことのある方が多いのではないでしょうか。年齢を重ねれば、誰でもバストが垂れてきてしまうものですが、垂れ乳や離れ乳を助長してしまう生活習慣があります。それを意識して直していけば、バストの垂れの改善や予防に期待できる場合があるのでいくつかご紹介したいと思います。

●バストが垂れる原因

某美容外科クリニックの医師によると、バストが垂れる主な原因は老化による皮膚の衰えや筋力の低下にあるといいます。バストは大半が脂肪から構成されているので、重力に負けてしまいやすいパーツなのです。また、産後は、女性ホルモンのバランスが変化し、急激にバストサイズも変わるので、バストが垂れやすいと言われています。

●バストが垂れてしまうNG習慣3つ

加齢やホルモンバランスの乱れ以外にもバストを垂れさせてしまうNGな習慣があります。

●(1)猫背

パソコンやスマホをよく使う人は背中を丸めた姿勢をとることが多いので、バストを支える大胸筋の血流が悪くなり、ハリや弾力を保てなくなってバストの垂れを招きます。

●(2)楽な下着の着用

最近はブラカップキャミソールやノンワイヤーブラなど、バストを締め付けすぎない下着が人気です。しかし、こういった下着はホールド力が弱いため、バストの脂肪が横や下に流れ、離れ乳や垂れ乳を招きやすくなります。自分のサイズに合っていないものや、着用の仕方が間違っている場合も要注意です。

●(3)激しい運動

バストアップのために大胸筋を鍛える運動は良いことですが、バストを大きく揺らすランニングやバストの筋肉を傷めてしまうほどのハードな運動はNGです。バストを支えるクーパー靭帯を損傷しバストの下垂を助長してしまいます。

●バストの垂れの予防&改善方法4つ

バストの垂れは、加齢や妊娠・出産によるホルモンバランスの変化が主な原因なので、自分の力では改善がなかなか難しいと諦めてしまう方も多いです。しかし、ちょっとした生活習慣の見直しでバストの垂れを改善・予防できます。

●(a)姿勢を良くする

背中が丸くならないように、背筋を伸ばして良い姿勢をキープしましょう。

●(b)自分のサイズに合った下着をつける

夜間はノーブラで過ごす女性や、楽な下着をつける人が増えていますが、適切なサイズの下着をつけるようにしましょう。特に産後の女性は下着のサイズを妊娠前のものと同じにしている人が多いですが、下着売り場などで一度サイズを測り直すのがおすすめです。

●(c)大胸筋を鍛える

バストを支える大胸筋を鍛えましょう。ただし、ハードな運動は逆効果なので、合掌のポーズなど大胸筋を大きく広げるストレッチや軽いエクササイズがおすすめです。

●(d)ストレスをためず、十分な睡眠をとる

美しいバストを作る元となる女性ホルモンの分泌は加齢とともに減少しますが、それ以外にも睡眠不足、ストレス、ダイエットの影響などでも分泌量が左右されます。十分な睡眠をとり、ストレスをためないようにしましょう。

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いかがでしたか?

バストの垂れは日頃のちょっとした生活習慣で進行していきますが、それを改善することで予防が可能です。普段の生活の中でできることから意識してバストアップしていきましょう。

【参考リンク】

・妊娠から卒乳までのバスト | ガーデンクリニック

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

患者さんと直接対面して接客する機会の多い職場を希望し、調剤薬局やドラッグストアで薬剤師として勤務。大手化粧品会社の勉強会などにも積極的に参加し、美容分野の知識を深める。結婚を機に退職。単なる職場復帰とは違う新しい働き方を模索し、現在は育児のかたわら、資格や経験を活かしてフリーのママライターとして活動中。医療・美容分野だけにこだわらず、様々なジャンルのコラムも執筆する。

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