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十勝の古民家カフェでいただくこだわりのスープカレー

  • 2015.7.6
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北海道十勝平野のほぼ中央部にある音更町(おとふけちょう)の古民家をリノベーションした「cafe Jorro(カフェジョウロ)」。専門店も顔負けの地元の食材とスープにこだわったスープカレーがおすすめです。

手つかずの古民家を蘇生させたカフェ

JR帯広駅から北へ車で約15分の音更町にある「カフェジョウロ」。店主の中山さんが15年ほど空き家となっていた築60年以上の古民家をリノベーションし、2013年にオープンさせたお店です。店名はお店の裏山にあった林が元に戻るよう、ジョウロで水をあげてよみがえらそうという思いを込めて名付けたのだそうです。

店内は白壁と木目を基調にした温かみのある空間が広がり、テーブルや照明器具などアンティークの家具で統一されています。

お店で自慢のスープカレーをどうぞ

メニューの中でぜひ味わっておきたいのが店主の中山さんが作るスープカレー。以前はスープカレーのお店を営んでいたこともあり専門店も顔負けの逸品です。

スープカレーはトマトの酸味がきいた「赤」、牛乳でまろやかに仕上げた「白」、イカ墨をベースにした「黒」の3種類があり、ターメリックライスか全粒粉パンが付きます。それぞれメインの具材を鶏、豚角煮、エビ、野菜から1つ選び、辛さは注文時に2倍から14倍まで調節ができます。

今回セレクトしたのは「赤カレーの鶏」(1,000円)。スープの辛さは普通。赤いスープはスパイシーで程よい酸味がありますが、辛いものが苦手な方でもそれほど辛さを気にすることなく味わえます。具は知床鶏をはじめ、トマトやナス、マイタケ、ブロッコリー、ピーマンなどできるだけ地元の食材を使い、ターメリックライスは富良野産の減農薬「ななつぼし」で、音更産の丸麦が入っています。

「スープカレーはお客様の好きなように食べてもらうのが一番です。うちの場合は、ターメリックライスにレモンを絞って食べていただくとおいしいと思います」と中山さん。スープのレシピにもこだわりがあり、鶏ガラと野菜でとったブイヨン、昆布と鰹でとったダシをあわせて、焦げ付く寸前まで炒めたタマネギとあわせています。スパイスは14種類を粒や原形から挽いてブレンドしているのだそう。

カレーの後は手作りケーキはいかが?

スープカレーのほかにも、十勝産の小麦粉や地元の素材にこだわったお店で手作りしているケーキやパンが楽しめます。

季節の素材を取り入れたオリジナルのケーキとともに、札幌のコーヒー専門店「森彦」のコーヒー豆をさわやかなライトローストに仕上げたオリジナルのブレンドコーヒーもぜひ味わってみてはいかがでしょう。辛いカレーの後にちょっと苦めのコーヒーがよく合いますよ。

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