1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 無印「中の人」歴13年。整理収納アドバイザーが教える「本当に役立つグッズ」182点

無印「中の人」歴13年。整理収納アドバイザーが教える「本当に役立つグッズ」182点

  • 2021.7.20

シンプルなデザインで幅広いテイストの部屋に馴染む無印良品。デザインだけではなく、実用性も高い。衣類やインテリア雑貨、食品まで、ありとあらゆるものがそろう。私たちの知らない便利商品が隠れているかもしれない。

7月14日『無印良品ではじめる新しい習慣』(扶桑社)が発売された。著者は無印良品で13年にわたり500点以上の生活雑貨の商品開発を担当した水谷妙子さん。長年にわたり無印良品の「中の人」としてものづくりに携わってきた立場からのオススメアイテム182点が紹介されている。

すごいな無印良品、何でもそろっている!

2011年に東日本大震災が発生した際、都内の本社で一晩を過ごした水谷さん。その時に、生活雑貨チームからマットレスやシーツ、衣服チームからパジャマ、食品チームからカレーとさまざまなものが配布され、「すごいな無印良品、何でもそろっている!」と実感したそうだ。

現在は、独立して整理収納アドバイザーとして活躍する水谷さんだが、コロナ禍でライフスタイルが変わるなかで無印良品を訪れた際に、「これまで見過ごしてきた商品も、今なら役に立つかもしれない」と前向きな気持ちになれたとのこと。

では、本書に掲載されている商品の一部を紹介していく。

■家族も掃除をするようになった!卓上ほうき(ちりとり付き)

ちりとりにほうきが収まる省スペース設計で、4㎝の隙間があれば収納可能。ポリプロピレンと馬毛の混毛は、ごみが飛び散りにくくしっかりかき集めてくれる。お値段も390円(税込)とリーズナブルだ。

水谷さんのおうちでは家族もこまめに掃除をするようになったそう。作業机に置いておきたい。

■キッチン、冷蔵庫でも、洗面所でも使えるポリプロピレンメイクボックス

透明なボックスは中身が見えるので探す手間が省ける。様々な種類のポリプロピレンメイクボックス(税込120~350円)を組み合わせて収納すれば、「何がどこにあるのか」が一目瞭然。ものが多くなりがちな場所もスッキリと保つことができる。

冷蔵庫でも野菜を立てて収納できる。

こまごまとしたもので散らかりがちな引き出しの中も、スッキリ片付く。

■他にも便利なグッズを紹介

本書では、テレワークや防災、子どものおもちゃの収納に使える魅力的な無印良品の商品を幅広く紹介している。無印良品の生活雑貨は、あらゆる場面で活用できて便利だ。

引き出しをPCの台として活用する裏技も!

非常用の持ち出しセットは3990円(税込)。これ一つで防災の必需品がそろう。

子どものおもちゃも目隠し効果で美しく収納できる。「お片づけ」が楽しくなりそうだ。

自宅が休息やくつろぎの場だけでなく、仕事場にもなった今。長く過ごす空間だからこそ綺麗に保っておきたい。シンプルだからこそ、使い方次第でさまざまに活躍する無印良品のグッズ。本書を読んで、自宅快適化計画を進めてみては。

■水谷妙子さんプロフィール

整理収納アドバイザー1級。夫、長女(8歳)、長男(6歳)、二男(4歳)と暮らす。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、無印良品で13年にわたり、500点を超える生活雑貨の商品開発を担当。現在は雑誌やテレビでの情報発信、商品開発などを行っている。

元記事で読む
の記事をもっとみる