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「このボールはどの方向に進む?」あなたの“判断基準”がわかる【心理テスト】

  • 2021.8.19
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日常生活は、決断・判断で溢れています。自分がどのようなことを大切にして、物事を判断しているか理解していますか?人の判断基準には、ある程度のクセがあるものです。うまくいっているときはそのクセのままで問題ありませんが、うまくいっていないときにはそのクセを少し変えてみることがあるとよいでしょう。あなたの“判断基準”を心理テストで探ってみましょう。

上の図のボールは、次のうちどの方向に進むと思いますか?直感でお答えください。



1.右上

2.右下

3.左上

4.左下



1.右上に転がっていくと思った人は、「発想や創造が広がるかどうか」

ボールが右上に転がっていくと思った人は、発想や創造が広がるかどうかを判断基準にしているでしょう。新たなイメージが湧き出てくるか、イメージを広げることができるかどうかが、あなたの決断に大きく影響を与えていそうです。

このタイプの方は、想像力や発想力が豊かな傾向がありそうです。頭の中に映像を作り出すことで物事を捉えるタイプとも言えるでしょう。自分の中でイメージができるとすぐに行動に移すことができますが、イメージが難しい場合にはなかなか行動へと結びつかないかもしれません。

もし判断に行き詰まるようなことがあれば、イメージを作り上げるプロセスを大切にしていくとよいでしょう。早々に「イメージが広がらないから選ばない」と判断をするのではなく、情報を集めたり人とのコミュニケーションを通じて情報を引き出したりしながら、イメージを築き上げることを意識することで、これまでと違った視点が見えてくる可能性があります。

2.右下に転がっていくと思った人は、「直感でどう感じたか」

ボールが右下に転がっていくと思った人は、直感でどう感じたかを判断基準にしているでしょう。くじ引きで一番最初に目に入ったものを引くタイプとも言えそうです。

このタイプの方は、自分の感覚をとても大切にしている方でしょう。その瞬間に、「楽しそう!」「おもしろそう!」「良さそう!」などの感情が動くかどうかが、物事の判断に重要な要素を持っています。自分の気持ちに正直であり、素直なタイプと言えます。

選ばなかった選択肢に対しても、どこかのタイミングで、一呼吸おいて、なぜあなたの心が動かなかったのか、何があったら心が動きそうなのかなどを考えることをしてみると、これまでと違った体験ができる可能性が広がることでしょう。

3.左上に転がっていくと思った人は、「これまでの経験」

ボールが左上に転がっていくと思った人は、これまでの経験を判断基準にしているでしょう。あなたの中で「以前はこうだったからこうすれば良いんだ」と納得感を得られた場合に初めて決定を下すようなところがありそうです。

このタイプの方は、慎重で堅実なタイプと言えます。これまでの経験と照らし合わせながら、じっくりと考え、熟考するタイプです。あなた自身が経験してきたことが軸となっているため、可能性は広がりにくいということが弱点とも言えるかもしれません。

じっくり考えることは大切にしながらも、最初の一瞬、第一印象で、あなたの心がどう感じたか、どのような心の動きがあったか、ということも考えるポイントの一つに加えてみましょう。そうすることにより、少しずつ違った一面を持つ経験へと広がる可能性が出てくることでしょう。

4.左下に転がっていくと思った人は、「客観的な分析」

ボールが左下に転がっていくと思った人は、客観的な分析を判断基準にしているでしょう。さまざまな視点で多角的に分析を行い、物事を選択していそうです。

このタイプの方は、冷静沈着で、合理的なタイプと言えます。多くの客観的情報を集めるスキル、さらにはそれらの情報を分析するスキルに長けていて、頭脳派とも言えます。その反面、考えすぎてしまうところが弱点とも言えるかもしれません。

客観的な分析をもとに判断することが重要となる場面もたくさんあります。ただ、場面によっては、分析ではなく、自分の気持ちがどうなのか、楽しい・嬉しい・ワクワクするなど感情の揺らぎにも、もう少し目を向けてみれるとよいでしょう。それが、あなたの新たな一面を開くことになるかもしれません。



ライター:chihhy
臨床心理士・公認心理師として、子育て支援や教育相談の現場を中心に携わってきました。臨床心理のほか、NLPも学んできました。さまざまな心理学を学んできた経験を活かしながら、自分の気付いていなかったちょっとした一面の扉を開くようなヒントを提供していきたいと思います!


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