「何に見える？」あなたが“実は人間関係に求めているもの”がわかる心理テスト

あなたが望ましいと思う理想の人間関係とは、どのようなものでしょうか？周りにいる人たち全員と同じような関係性を築くことは難しいものです。さまざまな関係性がある中でも、あなたの強みを活かしつつ、あなた自身が心地よさを感じるような関係性を探ってみましょう。

上の図形は、次のうちどれに見えますか？直感でお答えください。

1.漢字の「人」

2.かもめ

3.山

4.テント

図形が漢字の「人」に見えた人は、切磋琢磨し、お互いに高め合うことができる関係性を理想としていることでしょう。共に高め合うことができるような人との関係に心地良さを感じたり、その人との関係を大事にしたいという気持ちを強く持っているのではないでしょうか。

このタイプの人は、向上心が高く、学びに対して貪欲な気持ちを持っているのではないでしょうか。仕事に関することだったり、趣味に関することだったり、学びの内容はそれぞれでも、自己成長があなたを支える一つのキーワードになるかもしれません。

そのようなタイプのため、さまざまな学びの場にも積極的に出向くなどの行動力もあると思います。同じものを学ぶ人たちとの出会いが、あなた自身を高めていくとともに、同じような感性を持ち、それぞれの方向ではありつつも、お互いに刺激し合い、あなたの成長へと繋げてくれることでしょう。

図形がかもめに見えた人は、縛られることなく、くっついたり、離れたり、そのときの気分で適度な距離感を保てるような自由な関係性を理想としていることでしょう。広くいろんな人と付き合うことはできるものの、関係性が深くなることを望んでいないところがあるかもしれません。

このタイプの人は、マイペースな傾向があります。マイペースと聞くと、あまりよいイメージを持たない人もいるかもしれませんが、人は人、自分は自分という自分をしっかり持っているとも言えるのです。自分の気持ちに正直に、自分がやりたいと思ったことを選択し、行動していることでしょう。

相性の合う人・合わない人がはっきり分かれやすいタイプと言えます。中にはあなたに対して批判めいたことを言ってくる人もいるかもしれません。人間関係の微妙な、さまざまな距離間を心得ながら、受け入れてくれる人たちとの関係は大事にしていけるとよいでしょう。

図形が山に見えた人は、苦しいことも楽しいことも一緒に共有し、励まし合える関係性を理想としていることでしょう。お互いのことは何でも知っているような、絆が強く、より深い関係性を望んでいるのではないでしょうか。

このタイプの人は、人に合わせすぎてしまう傾向があるでしょう。悪く言えば、自分というものが薄いとも言えますが、よく人のことを見ていて、細かいことにも気付くことができる観察力を持ち合わせているタイプとも言えます。

自分よりも人を優先してしまうことが多く、精神的に疲れてしまうことも生じやすいタイプかもしれません。時には、自分がどうしたいのか、自分の心に問いかけて、自分の心に正直に行動する時間を作ってみることができるといいでしょう。

図形がテントに見えた人は、見た目であったりステータスであったり、関係性の中に、華やかなオシャレさを求めていることでしょう。これだけ聞くと、どちらかと言うと悪いイメージを持つ人が多いかもしれませんが、関係性にオシャレさを求めることは決して悪いことではありません。

オシャレさを求めていくということは、自分自身も同じようなオシャレさを持ち合わせた人となるようにファッションやメイクを勉強して着飾ったり、より高いステータスを得られるように努力したり、自分磨きには多くの時間やお金を費やしていることと思います。

少数派で、理解を得づらいことが多いかもしれませんが、あなた自身の譲れない価値観を大切にして、その部分をとことん磨き上げていけるとよいでしょう。ただ周りに合わせるのではなく、自分自身の「これがいい！」を追求していくとよいでしょう。

ライター：chihhy
臨床心理士・公認心理師として、子育て支援や教育相談の現場を中心に携わってきました。臨床心理のほか、NLPも学んできました。さまざまな心理学を学んできた経験を活かしながら、自分の気付いていなかったちょっとした一面の扉を開くようなヒントを提供していきたいと思います！