1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. イ ン テ リ ア コー ディ ネー ター が 解 説! 塗 装 剤 ベ ン ジャ ミ ン ムー ア が 壁 の DIY に ぴっ た り な 理 由

イ ン テ リ ア コー ディ ネー ター が 解 説! 塗 装 剤 ベ ン ジャ ミ ン ムー ア が 壁 の DIY に ぴっ た り な 理 由

  • 2021.7.20
  • 1664 views

壁面をDIYでカラーチェンジしてお部屋をおしゃれにしてみたいけど、自分では上手くできる自信がない…という人もいるのではないでしょうか?そんな人は、まずは小さい面積で塗装にチャレンジしてみるのがおすすめです。

今回は、 インテリアコーディネーターの資格を持つ筆者が、DIYにおすすめの塗装剤と塗装の仕方などについて解説。実際に、筆者宅のトイレを塗装した体験をもとにお話しします。

なぜトイレだけ自分たちで塗装したのか

筆者の場合は、“家のどこかに自分たちが手を加えたという空間をひとつ作りたい”との想いから、常々、自分たちで塗装できる場所はないだろうかと考えていました。
そこで目をつけたのがトイレです。家の中で最もコンパクトな空間でもあるトイレなら、少々失敗してもいいかなという気持ちがあったのも理由のひとつでした。

トイレは面積が小さいので、DIY初心者でも塗装に挑戦しやすいおすすめの場所です。
プライベート空間でもあるトイレだからこそ、自分の気に入った雰囲気に仕上げることで、居心地がよくなりますよ。

また塗装にしたのは、壁紙やクロスのように専門的な技術が必要ないので、もし飽きてしまっても簡単に塗り替えることが可能という理由から。
壁紙やクロスは、張り替えるたびにゴミが増えてしまいますが、塗料であれば塗り替えるだけなのでゴミも軽減できます。

ちょっとだけ部屋の雰囲気を変えたいというような場合は、一部分のみ塗り替えをして気軽に雰囲気を変えることも可能。
他にも、汚れてしまった部分を補修したいときにも塗装なら塗るだけなので、手軽に対応できます。

塗装を業者に頼む場合は、壁一面で15,000円程度~が一般的ですが、今回のように自分で塗装を行う場合は塗料の金額程度で済みます。
我が家の場合は、壁一面に使用した塗料は4千円程度で、コストも抑えることができました。

塗装剤「ベンジャミンムーア」を選んだ理由は?

DIYで塗装に挑戦しようと考えたときに悩むのが塗装剤ですよね。さまざまな種類があるので、どれにしようかわからない人も多いはず。
数ある種類から筆者が選んだのは、「ベンジャミンムーア」という塗装剤です。

ここでは、なぜベンジャミンムーアを選んだのか、ポイントを解説していきます。

ポイント1.3,600色という莫大なカラーバリエーション

画像:筆者撮影

ベンジャミンムーアのカラーバリエーションは、なんと3,600色!白だけでも164色もあるため、細かな好みやライフスタイルに合わせて最適なカラーを選べる楽しさがあります。
そのため、気に入らないカラーを無理に選んで妥協する必要がありません。

ポイント2.環境と人にやさしいエコペイント

ベンジャミンムーアは、シックハウス症候群の原因物質といわれるホルムアルデヒドや水銀などの揮発性有機化合物が含まれていない安全な塗装剤です。
揮発性有機化合物が含まれていないことによって、ペンキ特有の刺激臭がないので、子供やペットがいる家庭でも使いやすいのが魅力。

また、塗料のベースとなっている顔料や樹脂などの原材料に関しても、独自開発を行っているため、高品質で環境にもやさしいエコペイントなんです。
子供のいる筆者には、これも嬉しいポイントでした。

ポイント3.誰でも簡単にキレイに塗れる

ベンジャミンムーアの塗装剤は、どんな人が塗っても簡単にキレイに、均一に仕上がるように設計されています。
最先端のテクノロジーを駆使して、色ムラができにくく、飛び散りも起きにくい塗料になっている点が、初めてDIYに挑戦する人にもおすすめできる理由です。

また、塗装後の乾きが早いのも特徴で、塗装面の乾燥膜の強度も高いため、塗装が剥がれにくく、壁の汚れが落ちやすくなっているもの嬉しいところです。

筆者は絶妙なニュアンスカラー2色をチョイス
ベンジャミンムーア塗装

画像:筆者撮影

筆者のおすすめはベンジャミンムーアの塗装剤ですが、みなさんはお好きな塗装剤を選んでくださいね。
そして、納得のいく塗料が見つかったら、次は豊富なバリエーションの中から気に入ったカラーを選びましょう。

筆者は、ベンジャミンムーアの塗装剤の中から、グレイッシュなパステルピンクとチョークボードカラーをチョイスしました。

カラー1.グレイッシュなパステルピンク

最初に決めたカラーは、グレイッシュなパステルピンクカラーです。
実は、家の壁紙を選ぶ際は気に入ったカラーを探すのにとても苦労したのですが、壁紙では探しきらなかったベンジャミンムーアの絶妙なピンクに一目惚れしてしまいました!

こうゆう絶妙なカラーが見つかるのが、ベンジャミンムーアの魅力。
他にはない、自分の好みにぴったりな色がきっと見つかるはずです。

カラー2.チョークボードブラック

もう1色は、“子どもたちが好きなように壁に絵を描ける空間を作ってみたい”という想いから、黒板塗料のチョークボードカラーのブラックを選びました。
チョークボードペイントは、普通の壁にペイントするだけで、黒板に変身してしまうという優れもの。

何も描いていなくても空間にしっかり馴染みますし、自由に黒板に文字や絵を描いて楽しむことができます。ベンジャミンムーアのチョークボードカラーは、チョークの書き心地が滑らかなのも特徴です。

では、実際に塗装をする際に必要な道具と塗り方について紹介していきます。

実際に塗装をしてみた!やり方を紹介
塗装に必要な道具

●養生資材(マスキングテープ、マスカー)
●塗装剤
●バケット
●刷毛
●塗装用ローラー
●ヘラ
●ハサミ

筆者の場合は、今後もまたDIYする機会があるかもしれないと思ったので、紹介した塗装に必要な道具は、本格的な道具がそろうホームセンターでまとめて購入しました。
しかし、最近では100均ショップでもDIYに必要な道具が販売されているので、初めての塗装で、1回切りしか使わないかも…という人は、100均ショップで揃えてもいいかもしれません。

養生をして塗るだけでOK!

道具と塗料がそろったら、養生をして塗っていきましょう。

塗装の手順とコツ

1.養生
養生とは、柱など、塗料を塗りたくない場所をマスキングテープなどで隠すことです。養生がしっかりできていることで、仕上がりの6~7割が決まると言われている程、塗装では重要な作業。そのため養生は、しっかりと時間をかけて行うことが大切です。

床のような広い面積の部分に対しては、マスカーを使いましょう。マスカーは、マスキングテープと養生シートが一体化した養生資材で、マスキングテープの下半分にはビニールのシートが折り畳まれているもの。

マスカーは、マスキングテープの上から貼るのがポイントです。マスカーを貼る際に、入り組んだ角の部分は浮いてきやすいので、ヘラを使って角まで押し込んでおきましょう。貼り終わったら、ハサミでカットし、ビニールのシート部分を広げていけばOK。塗装したくない部分には、塗料がついてしまわないように広めに養生しておくと安心です。

2.塗装
養生ができたら、塗装スタートです。塗料は、缶のフタを閉めたまま振るなどして、しっかり混ぜましょう。バケットに3分の1程度の塗料を入れたら、壁面の境目やコーナーなどの細かな部分には刷毛を使い、縁取るように塗ります。

縁取りができたら、残った広い面を、塗装用ローラーでWを描くようにテンポ良く塗っていきましょう。ベンジャミンムーアの塗料の場合は、2度塗りが必要なので、1度塗って30分程度待ち、表面が乾いたら2度目の塗装を行います。

3.養生を剥がして完成
2度目のペイントが終わったら、半渇きの状態で養生をはがしていきましょう。完全に乾いた状態で養生をはがしてしまうと、塗料も剥がれてしまうことがあるので注意してください。全ての養生を剥がせたら完成です。

使用したベンジャミンムーアの場合は、2度目のペイントが終わって、完全に乾いて硬化するまで24時間ほどかかります。そのため、連休の初日に朝から作業を進めるのがおすすめです。

筆者の場合は、養生に時間がかかると思っていたので、連休前日の夜に、ある程度養生を進めて下準備をしておきました。
塗装に関しては、夫婦で共同作業しながら進めたのと、トイレスペースのみだったこともあり、土日の休み期間中のみで作業は完了し、スムーズに進めることができました。

ベンジャミンムーアで壁をDIY!お気に入りの空間を作ろう

今回紹介したように、トイレのような小さな空間であれば、DIYも挑戦しやすいでしょう。筆者は、ベンジャミンムーアの塗料を使用してトイレの壁をDIYして2年が経過しましたが、色落ちなどはまったく見られず、今も塗りたての色味がキープされています。

使いやすい塗料なら、塗装も簡単なので、ぜひDIY初心者の方も参考にしてみてください。お気に入りの空間を作って、おうち時間をより充実したものにしてくださいね。

元記事で読む
の記事をもっとみる