母でもキレイ...長谷川京子、7年半の「おいしい記録」

女優の長谷川京子さんが2014年から今年8月まで雑誌「LEE」（集英社）で連載してきた「長谷川京子のおいしい暮らしの歳時記」。その珠玉のエッセイをまとめた『長谷川京子 おいしい記録』(集英社)の発売が9月3日に決定した。

7年半にわたって綴られたのは、子どものお弁当や好き嫌い、家族の団らんのこと。それらの「食」に関するたくさんのエピソードが中心となっている。連載開始当時は4歳と2歳だった兄妹も、いまでは小学6年生と4年生。子どもの成長とともに過ごしてきた、長谷川家の日常が垣間見える。

モデルとして、女優として活躍する中で、私生活を見せることは少なかった長谷川さん。本書では「母としての素顔」に触れられる貴重なエッセイと撮り下ろし写真を掲載し、長谷川さんの「別の顔」が見られる1冊となっている。

本書の発売にあたり、長谷川さんは下記のようにコメントをしている。

7年半前に始めさせていただいたこの連載。
"食"をテーマに書いたこの連載は食べ物を通して追憶する、色鮮やかに景色や匂いまでも思い出させる重要なキーワードとして私にとってなくてはならないものでした。母が作ってくれたコーンスープ、パリで恋したバゲットと熱々のカフェラテ。
一人暮らしをしていた頃に足繁く通った、それはまるで実家のようなお惣菜やさん。
子供の教育においてピーマン嫌いを克服すべきか、説いてみたり（笑）
そんな瞬間、瞬間を、この本を手に取ってくださる方と共有できれば、そしてクスッと笑ってもらえたり、同じような経験で共鳴してもらえたり。
そんなことが出来たら、これほど嬉しいことはありません。