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「やきべる…」って読んじゃいけませんよ!【焼べる】なんて読む?

  • 2021.7.17

つい「やきべる」と読んでしまいそうな「焼べる」。 そう簡単には読ませてくれないのが、簡単そうに見える漢字です。 いったい何と読むのか……、意味などを含めみていきましょう。

(1)「焼べる」の読み方

「焼」という字を目にした際、「や(き)」や「しょう」と読んでいませんか? その時点で違います。 「や(き)」や「しょう」とは読みません。 正解は「くべる」と読みます。 「焼」を「く」とは読まないため難しいですよね。 普段の生活ではあまり耳にはしませんが、薪で火をおこすときなどで耳にするでしょう。 「くべる」と読むので、ぜひ覚えてくださいね! (『広辞苑』より)

(2)「焼べる」の意味

「焼べる」は、火に入れて燃やすという意味があります。 これは想像がつきやすいでしょう。 「焼」とつく時点で、「焼く」ことは決定的です。 ただし、肉や野菜などの料理として焼くことをいうのではなく、火を起こす源のこと。 キャンプ場で起こす火関連が、この漢字を使うシーンです。 家の中でも、火を起こして何かをする場合は該当します。 使い方としては、「薪を焼べる」と言いますよ。 (『広辞苑』より)

(3)「焼べる」の由来

「焼べる」は最初から「焼べる」ではなく、「焼ぶ」が由来になります。 読み方は「くぶ」と読み、意味は「焼べる」と同じです。 「焼ぶ」は竹取物語の火鼠の皮衣の文章の中で使用。 火鼠の皮衣も本物であれば燃えることなく、それを証明するため火の中に入れて焼かせるといった意味になります。 そのシーンで使われている「焼ぶ」が「焼べる」へと、言葉を変えていったのです。 (『広辞苑より』)

(4)「焼べる」は標準語?方言?

現代では使うことがごくわずかである「焼べる」。 その読み方、方言なのでは?と思う人もいるでしょう。 「焼べる」は標準語です。 方言な感じはしますが、立派な標準語であるため問題ありません。 (『広辞苑』より) なかなか使うシーンがない「焼べる」。 しかし、知っていると知らないとはではまったく異なります。 使わない言葉でも、そのシーンででてきたらステキですよ。 (恋愛jp編集部)

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