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高級ホテルメゾン「シュヴァル・ブラン パリ」がセーヌ川沿いに9月オープン。

  • 2021.7.16

パリ旧市街の中心、ポン・ヌフの下に流れるセーヌ川沿いに、シュヴァル・ブラン パリ(Cheval Blanc Paris)が開業する。ルーブル美術館やマレ地区から少し歩いた左岸の手前に位置し、観光の拠点としても最適だ。

デザインを手がけたのは、建築家のピーター・マリノ。1890年に建てられたアール・デコの伝統を強く感じさせる歴史的建造物に、現代的なエッセンスを加えることで、フランスのサヴォアフェールとクラフツマンシップへの敬意を表現した。

72室ある客室では、見渡す限りに広がるパノラマビューを眼下に焼きたてのクロワッサンを頬張ったり、繊細な香りのバスタブの泡に身を委ねたり、ウィンターガーデンからパリの街並みを眺めてみたりと、ゲストの感情のリズムに合わせた、さまざまな過ごし方ができる。

ホテル内には、味に対する真の情熱と自然から育まれた哲学を持つ、シェフのアルノー・ドンケルとパティシエのマキシム・フレデリックによるレストランや、美の世界に身をゆだねられるディオール・スパも併設。

また、スタッフのユニフォームは、パトゥ(PATOU)のアーティスティック・ディレクターであるギョーム・アンリがデザインした。曲線と高貴な素材の多様性を表現した、タイムレスなデザインのユニフォームは、寄木細工のような模様の金ボタンや、シュヴァル・ブラン パリの紋章、白蝶貝アクセントなどが印象的だ。

アンリ氏はこのプロジェクトについて「シュヴァル・ブランのこのラインは、パリジャン エレガンスとアール デコの美学に基づくスポーティな魅力を融合させています。また“フランスの伝統とノウハウ(made in France) ”を意味しているのです」とコメントしている。

パリにまた、そこが旅の目的地となるような魅惑的なホテルが誕生する。

シュヴァル・ブラン パリ

開業日/9月7日(火)

https://www.chevalblanc.com/fr/

Text: Aya Hasegawa

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