1. トップ
  2. チャールズ皇太子、父の称号を弟に渡さない意向?

チャールズ皇太子、父の称号を弟に渡さない意向?

  • 2021.7.16

エドワード王子は、4月に父フィリップ王配が逝去したのに伴い、エディンバラ公の称号を受け継ぐ予定だった。しかし、チャールズ皇太子が彼に称号を与えることに難色を示していると、7月11日の「タイムズ」紙が報じた。

フィリップ王配の“驚きの”リクエスト

しかし、1999年、ウィンザー家は、エディンバラ公の称号をエドワード王子に譲ると明言した。当時、エドワード王子はソフィー・リース=ジョーンズと結婚したばかりで、ウェセックス伯爵の称号を与えられていた。「エリザベス女王、フィリップ王配、チャールズ皇太子は、エディンバラ公国がいずれエドワード王子に与えられることに合意された」と王室は声明を出している。

エドワード王子の婚約を受け、フィリップ王配は自ら、エディンバラ公爵を受け継ぐよう末息子に頼んだとも言われている。「私たちはその場で少し呆然としてしまいました」とウェセックス伯爵夫人のソフィーは今年6月、「テレグラフ」に語っている。「彼は私たちに『いいね、ぜひ考えてみてほしい』とおっしゃいました」

しかし22年経ったいま、ウェセックス伯爵が、エディンバラ公爵の称号を受け継ぐことができるか、疑わしくなってきたようだ。

「数年前、父がそれを望んでいた時は、原則として、そうしたいと思っていた。しかし、もちろんそれは、プリンス・オブ・ウェールズが王位についた時にお決めになることなので、私たちはその決定を待つことにします(後略)」とエドワード王子は、6月にBBCのインタビューに答えている。

しかし、チャールズ皇太子のスポークスマンは「ピープル」紙で、この件について、次のようにコメントしている。「この手の話はすべて憶測であり、明確な決定はなされていない。このような問題についてコメントすることは不適切であり、女王に対して失礼なことだと思います(中略)」。この件については、バッキンガム宮殿もコメントを控えている。

元記事で読む
の記事をもっとみる