1. トップ
  2. ファッション
  3. ワードローブにオーバーオールを加えてみない?

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?

  • 2021.7.16
  • 963 views

古き良きアメリカが薫るヴィンテージオーバーオール

アメリカ映画に出てくる少女みたいな古き良きムードの着こなしに憧れたなら、選ぶべきはヴィンテージ。色落ち具合、年代によって異なるタグなど、その魅力はなんとも奥深い。表情の異なるヴィンテージの中から、愛着の湧く1本を見つけて。

 

1908年から1965年頃まで存在していたワークブランド《ヘラクレス》の50年代のオーバーオールは、胸ポケットの角ばった形が印象的。深いインディゴブルーがきれいに残った1本。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

¥63800(トロ)

 

130年以上の歴史を持つ《リー》の70年代のオーバーオール。履き込まれた色落ちが味わい深く、シンプルな着こなしでも奥行きを演出してくれそう。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

¥8580(ベルベルジン)

 

「PAY DAY=給料日」と名付けられた1922年創業のワークブランド。注目すべきはボタンの刻印、頭に“SUPER”が付くのは希少な初期のもの。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

¥32780(ベルベルジン)

 

1912年創業のワークブランド《リバティ》。星条旗が描かれたタグが目を引くスリムなオーバーオールは、70~80年代頃のもの。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

¥14300(ジャンティーク)

 

世界で初めて子供用オーバーオールをつくったことで知られる《オシュコシュ》の80年代の1本。背中部分の三角形のタグがチャーミング。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

¥14300(ジャンティーク)

 

働くオーバーオール

言わずもがな、オーバーオールのルーツはワークウエア。各国で働く人々を支えたオーバーオールには、そのブランドのスピリットが息づいている。働く相棒としての歴史を持つ4つのブランドをご紹介。

DANTON

1935年にフランスで誕生し、メトロや国鉄にもユニフォームを提供していた由緒あるワークブランド。実用性に加え、フレンチらしい品のあるデザインも特徴。やわらかな風合いのデニムオーバーオールは、無駄のないデザインが好印象。バックポケットにはアイコニックなワッペンが。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

 

Yarmo

イギリス・グレートヤーモスにて1898年に創業。漁師や船乗りたちに向けたウエアから始まり、英国国防相にも提供するなど幅広いワーカーから信頼されるファクトリーブランド。しっかりとしたコットンツイル素材のオーバーオールは、ボタンで肩紐の長さを調整可能。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

¥38500/Yarmo(グラストンベリーショールーム)

 

Carhartt WIP

1889年にアメリカで生まれた《カーハート》が最初のプロダクトとして製造し、ブランドアイコンとなったオーバーオール。同ブランドのヨーロッパラインとして誕生した《カーハート ダブリューアイピー》の1本は、ワークウエアのディテールと洗練された佇まいを両立。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

¥23100/Carhartt WIP(カーハート WIP ストア トーキョー)

 

UNIVERSAL OVERALL

1924年、アメリカ・シカゴでワークウエアの製造をスタート。クラシカルな面持ちの定番オーバーオールは、無骨な佇まいの中にも上質感が宿る。ブランドを象徴するオレンジタグとゴールドのドーナツボタンが程よく主張。

ワードローブにオーバーオールを加えてみない?
出典 FUDGE.jp

オーバーオール¥16500/UNIVERSAL OVERALL(ドリームワークス)、シャツ¥27500/INDIVIDUALIZED SHIRTS(メイデン・カンパニー)、シューズ¥7700/CONVERSE(コンバースインフォメーションセンター)、キャップ¥4400/OVERRIDE(オーバーライド 神宮前店)、時計¥20900/MAVEN(マベンウォッチズ ジャパン)、ソックス/スタイリスト私物

 

 

photograph_Taniguchi Daisuke
styling_Kitagawa Saori
hair&make-up_Ohgimoto Naoyuki
model_Noemie
edit_Shibata Moe<KIP Inc.>

 

FUDGE vol.215 2021年6月号より

 

 

元記事で読む
の記事をもっとみる