夏本番！ ボディメイクに効く経絡。［美脚〜太もも編］

すっかり衣替えもすみ、薄着になるこの季節。
冬にはパンツスタイルだった方もスカートやワンピース、丈の短いボトムスなど、脚を出す機会も増えるはず！そこで今回は今からでも遅くない！ 美脚をつくる経絡ビューティセルフケアの紹介です。ますは美脚の基本！ 脚のむくみ取り美脚を目指す時、最初の壁は「下半身のむくみ」。
むくみが取れただけで、脚全体がスッキリみえます。
それにはまず下半身全体の血行を良くすることが大切です。そこで、注目すべきは鼠径部。鼠径部には下肢にいく大切な経絡が流れています。
もちろん、西洋医学的にも下肢の血行の鍵を握る動脈、静脈、リンパが流れている部位です。実際にむくみを感じるふくらはぎや足をマッサージする前に、鼠径部をマッサージすることがポイントです。

［やり方］
鼠径部にお湯入りペットボトルの真ん中を押当てて温めます。
次に上下に小刻みに揺らします。
左右両側行いましょう。

※写真は『温ペットボトル経絡マッサージ』（KADOKOWA）より

・座った状態でもできます。
・お湯入りペットボトルが用意出来ない場合は、自分の手で握りこぶしをつくりリズミカルに温まるまで上下に擦ります。
・ドライヤーの温風で温めるのもおすすめです。（やけどしないよう気を付けましょう）むくみやセルライトにアプローチ！鼠径部ケアで脚全体のウォーミングアップが完了したら、今度は積極的にマッサージして脚のむくみやセルライトを撃退します。お湯入りのペットボトルを使うことで温熱効果もあるので、手でなでるよりも効果的です。薄手の洋服の上からでもなでられますが、素肌にマッサージする場合はお好きなアロマオイルなどを塗ってから行うとリラックス効果も期待できます。また、お風呂の中で体を洗う時に石けんを滑剤にするのも痩身効果がアップします。かっさをお持ちの方は、かっさでなでることをおすすめします。

［やり方］
アキレス腱から脚の付け根に向かって、膝裏を通ってなで上げます。
次になでる部位を脚の内側にして、うちくるぶしから膝の内側を通って脚の付け根まで。今度は脚の外側、外くるぶしから膝の外側を通って脚の付け根まで。３回にわけて脚全体をマッサージします。

※写真は『温ペットボトル経絡マッサージ』（KADOKOWA）より

★経絡豆知識★

とっても簡単！ 座ったままでも美脚作り

なかなかマッサージの時間がとれない人は、座っている時に両膝の間に紙や鉛筆、その辺にあるものなんでもよいので挟むだけでもOKです。挟んだものが落ちないように、両ももの内側に力をいれます。自然と背筋が伸びて姿勢もよくなり、デスクワークで猫背になりやすいひとにもオススメです。

ちょっと手間ですがお湯入りペットボトルを用意したり、温かい缶入りドリンクを買って（夏こそホットドリンクです！）それを膝の内側に挟みます。すると膝の内側にある冷え症やむくみに効く経絡も同時に温められ、これからの季節は夏の冷房対策にもなります。

また通勤電車で座れたら、両膝をピタッと合わせ内ももや下腹部に力を入れることを習慣にすると美脚と同時に背筋の伸びた美しい姿勢の持ち主になります。