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夏にやりがちだけどNG。保育士が実は困っている保護者の対応【前編】

  • 2021.7.14
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こんにちは、保育士の中田馨です。7月に入り、夏を感じる日が多くなりました。今回は、子どもたちが暑い夏の保育所生活を快適に過ごすためにも、保育園だけでなく、保護者も一緒に協力してもらいたいことをお話しします。今回は前編です。

着替えの枚数がいつもと同じ

暑い夏でも、保育園で過ごす子どもたちは元気いっぱい活動しています。園庭でも室中でも、遊びに夢中になっている子どもたちはたくさんの汗をかきます。また、夏だからこそのプール遊び、水遊び、ダイナミックに遊べる泥んこ遊びなどもあります。

いつも以上に着替える場面があります。それなのに、着替えの洋服の枚数が少ないと保育園は困ってしまいます。ですので、洋服はいつもより多めに用意するよう心掛けてほしいです。何枚いるのか? どんな服がいいのか? は、保育園によってそれぞれですし、子どもによっても違いますので、担任の保育士に相談してみましょう。洋服を新調したときは、名前を書くことも忘れないようにしてください。

プール遊びのチェックを忘れる

きっと多くの保育園が、夏の遊びに沐浴・シャワー・プールなどの水遊びを取り入れていることでしょう。プールに入る際には、子どもの熱がないか、咳、鼻水などが出ていないか、ケガをしていないかなどの体調チェックがあるのではないでしょうか?

私の保育園では、毎日の連絡表にチェックしてもらうことになっています。そのチェックは夏しかないものなので、時々忘れてしまうことがあります。「プール遊びしてもいい」に〇がなければ、その子どもはプール遊びもシャワーもできません。

保護者に電話をして確認できたらいいのですが、プール遊びの時間までに連絡がつかなければ、プールに入りたいのに一人別の遊びをするなんてことも。プール遊びやシャワーは、暑い夏を快適に楽しく過ごすための遊びの一つでもありますが、皮膚を清潔に保つための大切な役割でもあります。子どものためにも、プール遊びのチェックを忘れないようにしてください。


暑い夏を快適に過ごせるよう、親も保育園も、子どもの目線で考えていきたいですね。


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

ベビーカレンダー編集部

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