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この読み方、覚えてる?【兵児帯】一度は聞いたことがある日本のアレです!

  • 2021.7.13

「兵児帯」という漢字、正しく読める自信はありますか? 変わった読み方をするけれど、一度は聞いたことがあるはず。 日本の伝統的なものを意味するので、ぜひ覚えておきましょう!

(1)「兵児帯」の読み方

「兵児帯」とは、その名の通り帯を意味します。 ただし、通常の帯と異なり、カジュアルな見た目です。 女性の着物や浴衣のアクセントにすることも多いので、目にしたことがある方も多いはず。 「兵児帯」の読み方の正解は、「へこおび」です。 「兵児」を「へこ」と読めれば、難しくはありませんね。 では、「兵児帯」とは具体的にどんなものなのかも調べていきましょう。 (『広辞苑』より)

(2)「兵児帯」の意味

「兵児帯」を目にしたことがある方なら既にご存知かもしれませんが、一般的な帯の形状とは異なります。 「兵児帯」の生地は柔らかく広い幅となっており、手軽に巻けるカジュアルな帯として用いられていました。 本来は、男性や子ども用である「兵児帯」。 ですが、ふわっとした見た目が可愛いとされ、現在では女性用の兵児帯も幅広く流通しているのです。 (『広辞苑』より)

(3)「兵児帯」の由来

「兵児帯」とは、元は男性や子どもの扱き帯を指しました。 なぜ「兵児帯」と呼ばれるようになったかというと、薩摩藩が関係しています。 薩摩では、15歳以上25歳以下の男性を、若者を意味する「兵児」と読んでいました。 その「兵児」が身に着ける帯だったので、「兵児帯」と名付けられ現在に至るようです。 (『広辞苑』より) 浴衣のシーズンになると目にする機会が多い「兵児帯」の文字。 正しく読むことができれば、博識な印象を与えることができるかもしれませんね。 意味や由来も把握しておけば、日本文化についての知識を深めることができるでしょう。 (恋愛jp編集部)

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