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『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督、映画の劇場とストリーミング配信の同時公開に疑問。

  • 2021.7.12
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『ワンダーウーマン 1984』(2020)撮影中のパティ・ジェンキンスと主演のガル・ガドット。Photo_ Warner Bros/Everett Collection/amanaimages
WONDER WOMAN 1984 - director Patty Jenkins, Gal Gadot, on-set, 2020.『ワンダーウーマン 1984』(2020)撮影中のパティ・ジェンキンスと主演のガル・ガドット。Photo: Warner Bros/Everett Collection/amanaimages

『ワンダーウーマン』シリーズで監督を務めたパティ・ジェンキンスは、新型コロナウイルスのパンデミックにより劇場が閉鎖されたことでストリーミング配信との同時公開が主流となったものの、これが永遠に続くとは思っていないという。

ジェンキンスは『ハリウッド・レポーター』に「ストリーミングサービスは素晴らしいと思うけれど、誰もが経済的な理由でそれを追い求めている。でも今のように業界を支える経済的な支援があるとは思えないし、私はそれが続くとは思わない」「Netflixだけならまだしも、今はどこの会社もストリーミング配信を行っている。でも、人々はそんなに多く加入しないでしょう。ストリーミングサービスをサポートするために、スタジオ側は本当に10億ドル(約1100億円)もの映画を諦めるかしら? 経済的に意味がないと思う」と語っている。

また、「人々は映画を見に行くのが好き。それは家で映画を見ることができないからじゃない。私たちはいつも家で映画を見ていたし、それは今に始まったことではなくて、これからも劇場に戻って来るでしょう」と映画館に行くというスタイルは決して廃れないだろうと主張している。

Text: Bangshowbiz

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