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実用だけじゃない! つば広帽で夏を110%楽しむ心得は、ミューズから盗んで。(Maki Saijo)

  • 2015.7.4
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強い日差しから肌を守ってくれるだけでなく、髪の乱れやよれた化粧のカバーもしてくれる優秀なつば広帽子。だけど、実用だけ重視してもせっかくの夏も楽しめない。ワンランク上のスタイルを目指すなら、永遠のミューズである彼女たちをお手本にしてみて。

ブルック・シールズ ラフィアハットで優雅なバカンス気分を叶えて。

映画『青い珊瑚礁』(80)で絶世の美女として一世を風靡した、女優ブルック・シールズ。ヘルシーながらも妖艶な雰囲気を放つ彼女をお手本に、つば広のラフィアハットを被れば、まるでフランス映画のワンシーンのような優雅なスタイルに。ラフィアハットは通気性が高いだけでなく、クラシックなブラックの水着とも相性抜群。ビーチやリゾート先でも、抜かりなくお洒落を楽しみたいと思わせてくれるスタイルです。仕上げには、日焼け止めよりドキっとする赤いリップをお忘れなく。

ブリジット・バルドー ルノワールの絵画から出てきたような麦わら帽子のコーディネイト。

コケティッシュな美しさで男性だけでなく女性をも魅了する永遠のファッションアイコン、ブリジット・バルドー。麦わら帽子といえば、私の中で彼女が自ずと頭に浮かんできます。映画『ビバ、マリア』(65)撮影のオフセットで撮られたこの一枚は、まるで印象派の画家、ルノワールの絵のモデルが現実世界に抜け出てきたよう。丁寧に仕立てられたブラウスに結ばれたドット柄のボウタイを合わせるだけでもキュートですが、大振りの麦わら帽子がフランス人である彼女の魅力をさらに引き出しています。

エリザベス・テイラー ノームコアスタイルには個性の強い鍵編みハットを。

世界一の美女と謳われた永年の大女優、エリザベス・テイラーはエレガントな役柄で全世界を魅了していました。こちらの一枚は、彼女の貴重なカジュアルスタイル。ボーダーTシャツ×デニムと、一見平凡なスタイルには、個性の強い鍵編みハットを加え、夏らしいバカンススタイルに早変わり。さらに、さりげなく小柄な体型をカバーしたこの上級技はお見事です。 

ツイッギー ストローハットで70年代風サマータイムを振り返って。

60年代にトップモデルとして活躍したツイッギー。彼女といえばボーイッシュななショートヘアで有名ですが、ロングヘアだった頃も自然体で魅力的。目まで覆い被さりそうな深めのストローハットを取り入れたスタイルは、いま振り返ってもお手本にしたいほど新鮮! 70年代らしい幾何学模様のガウンを合わせ、リラックスしたムードに。メイクは、うっすらオレンジ色のチーク&リップでヘルシーに仕上げるのが◎。その時代を楽しむのも、夏をより特別なものにする心得の一つです。

参照元:VOGUE JAPAN

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