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【毎日が変わる片づけのワザ(26)】リモートワーク中「こまめに体を動かすための一工夫」

  • 2021.7.11

整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

リモートワーク中、無理なくこまめに体を動かすための一工夫

気がつくと2021年は、ほとんど「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の中で過ごしています。わたしが務める会社は、「緊急事態宣言」の発令中は出社禁止となっているため、基本的に自宅で仕事をし続けることに…。そのため、日に日に体力が落ちていくことも痛感しています。

実際、仕事に没頭していると、気づくと2〜3時間は座りっぱなしになってしまうので、最近は無理なくこまめに体を動かすため、以下のようなことを心がけています。

(1)あえて、家事を効率的にやらない

今までは、「1回席を立ったら2〜3つの用事を済ませるまでは座らない」ことにこだわっていました。洗い物→ゴミ捨て→ついでに掃除まですませる、など、できるだけ効率よく家事をこなすことがテーマだったのです。

ですが、今はあえて、やりっぱなしの家事を残しておくようにしています。例えば、食器を少し流しにためておく、ゴミを捨てずにおく、掃除したい場所も残しておく、など。そして、仕事の合間の休憩を兼ねて、洗うためや捨てるため、掃除機をかけるために席を立つきっかけにしています。

(2)あえて、食材や日用品の買い物も効率的にしない

もともと、食材や日用品の買い物もいかに効率的にすませるかが大事でした。1度の買い物で2つのスーパーとドラッグストア、さらにコンビニなどをはしごすることもありました。

ですが、今はあえて、絶対に必要なものをギリギリまで買わないようにしています。例えば、先日は味噌がもうなくなりかけていましたが、あえて買いませんでした。我が家はほとんど毎日お味噌汁を飲むので必需品。味噌がなくなったら絶対に、スーパーへ行く必要があるのです。

こんな風に、あえて買い物の先回りをしないことを意識して過ごしています。

(3)あえて、ちょこまか食べたり飲んだりする

朝ご飯を6時台と8時台に分割して食べたり、昼ご飯もたとえば、まずサラダを冷蔵庫から出して食べ、片づけてから今度はレトルトカレーを作って食べ…というように1品ずつ出す、「1人コース」のようにして食べています。

仕事の合間に飲むお水やお茶、コーヒーなども、リモートワークに集中するためには水筒をそばに置いておいた方がいいというのもわかっていますが、あえて小さいコップに水を入れて、こまめに水を汲むために席を立つようにしています。また、仕事の合間に食べるおやつも、「おせんべい1枚」「チョコレート1かけら」などの小さい単位で、食べるたびに取りに行くようにもしています。

このように、リモートワーク期間はあえて「効率悪く過ごす」ことを意識することが大事。こうすることで、在宅勤務の時間の中で、小さくリズムをつくって過ごせるような気がします。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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