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買って貢献!新しいショッピングの楽しみ方。(Shizue Hamano)

  • 2021.7.10
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モノづくりをするデザイナーやメゾンにとって、今や社会貢献が当たり前の時代に。コンセプト、素材選びや製造工程の段階から「世の中のためになる」を考えてモノづくりをしている日本のブランドやプロジェクトをご紹介。

中間コストを限りなく除くために、オンラインでの販売を主としているジュエリーブランド「ARTIDA OUD」。数あるアイテムの中でも、「I am donation」と名付けられたこのブレスレットのシリーズは、途上国の女性たちに笑顔を届ける目的で始動したプロジェクト。購入することで、そういった地域の女性への支援や「インドに学校を建てるプロジェクト」への寄付につながります。ギフトにして貢献の輪を広げるのことも。

こちらは、「Le Charme de fifi et fafa」のデザイナー幾田桃子さん。デザイナー以外にも、アーティストやソーシャルアクティビストとしての顔も持つ桃子さんの新たな挑戦が、教育者として性教育の大切さや性被害をなくすための「りぼんプロジェクト」。先日そのプロジェクトの一環としてグランドハイアットのロビーで展示も行われました。

実物のインスタレーションと写真作品で展示されたこのリボンドレスは、誰もが愛される存在であるからこそ「大切にリボンをかけてあげたい」という思いから生まれたアイテム。素敵なドレスを纏うことが被害を少なくするための教育や性被害の認知につながるなんて、まさにファッションの力!です。

ジュエリーブランドの「MIO HARUTAKA」が少し前から力を入れているは、非政府機関である「Diamond for Peace」と協力して、アフリカなどのダイヤモンドサプライチェーン内の発展途上地域における鉱山労働者や宝石生産労働者たちの労働条件や社会的地位の向上への具体的な支援。ジュエリーを購入するともれなく売上の一部がその活動に寄付されることになります。

妖艶なアネモネと架空のペガサスをモチーフにしたリングは、デザイナーのMIOさんが自粛期間中に閃いたという新作から。

エディター、スタイリスト、PRとしてファッション業界を中心に活躍している3名が立ち上げたのが「+IPPO PROJECT」。児童養護施設などを巣立った人たちのその後を支えたいという思いから、アフターケア相談所「ゆずりは」に売上が寄付されるドネーションバザーのプロジェクトをスタート。

3人のコネクションによって、ファッション界の人々からアイテムの寄付を募り、オンラインとフィジカルでバザーを開催。デザイナーや企業ばかりでなく、個人が発信して直接貢献できるのも今らしい貢献のあり方なのかもしれないです。

好評のうちに終わった初回に続く第二弾のオンラインバザーは、7月28日から予定されているので、インスタグラムのアップデートを要チェック。

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