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【埼玉の難読地名】長瀞、舎人新田、蚊斗谷・・・いくつ読めますか?

  • 2021.7.10
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日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は埼玉県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

長瀞

「ながとろ」

「瀞」とは川の流れでできた淵のことで、秩父郡の長瀞町には中央を荒川が流れ、渓谷が織りなす美しい景色が見られます。畳を敷き詰めたような「岩畳」、切り立つようにそびえる「秩父赤壁」など、自然によって生み出された雄大な景色は、時間を忘れて眺めていたくなります。

舎人新田

(C)一般社団法人埼玉県物産観光協会

「とねりしんでん」

桶川市にある地名です。江戸時代に加納村の舎人という者がこの地を開発し、新田としたためにこの名が付いたとされています。桶川市一帯のエリアは江戸時代に染料の原料となる紅花の生産で栄え、当時は全国2位の生産量を誇るほどでした。明治期に入り化学染料におされて衰退したものの、現在も桶川市のシンボルとして紅花が栽培されています。

蚊斗谷

(C)一般社団法人埼玉県物産観光協会

「かばかりや」

比企郡吉見町にある町名です。吉見町は古墳時代末期の横穴墓の遺跡があることで知られています。確認できるだけで219基もの横穴墓があり、「吉見百穴」と呼ばれています。

越生

「おごせ」

入間郡の町名で、埼玉県の中央に位置する山間部の町です。上下2段に滝が寄り添うように流れる「男滝・女滝」「天狗滝」の3つの滝がある名勝「黒山三滝」があり、登山やハイキングを楽しむ人でにぎわいます。

高麗

「こま」

日高市の地名です。高麗川の流れによって巾着のような地形になったことから「巾着田」と呼ばれる景勝地があり、曼殊沙華が群生しています。花が咲く晩夏から秋頃にはあたり一面が曼殊沙華の色で真っ赤に染まり、幻想的な風景が広がります。

[Photos by Shutterstock.com]

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