1. トップ
  2. グルメ
  3. 「最後の晩餐」をモチーフにした新感覚のアートなアフタヌーンティー。

「最後の晩餐」をモチーフにした新感覚のアートなアフタヌーンティー。

  • 2021.7.8
アフタヌーン・エキシビジョン「サパー」¥4,950(税・サービス料込)
アフタヌーン・エキシビジョン「サパー」¥4,950(税・サービス料込)

メズム東京、オートグラフ コレクション(以下、メズム東京)16階のバー&ラウンジ・ウィスクに、レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」の世界観を表現したモクテルペアリングのアフタヌーンティー『サパー(Supper)』が登場している。

芸術性あふれる美食体験と、細部までこだわり抜いたコンセプトが特徴の「アフタヌーン・エキシビジョン」は、今回で3回目。ダリの「記憶の固執」、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に続き、美術史に残るレオナルド・ダ・ヴィンチの最高傑作から着想を得た。

『サパー』は、「洋梨のモクテル&グリッシーニの生ハム巻き」からスタート。天才画家であるとともに彫刻家、建築家、科学者、哲学者としてあらゆる方面にその才能をくりひろげ、「万能の天才」と称されたダ・ヴィンチのつかの間の休息をイメージした。そして、イエス・キリストが12人の弟子と共に食卓を囲み、裏切りを静かに予言する情景を、登場人物に縁のある地にちなんだスイーツ&セイボリー13種類と、2種のペアリングモクテルで表現する。

たとえば、ペトロの弟、洗礼者ヨハネの弟子でもある元漁師のアンデレにちなんだセイボリーは、「魚の形をしたミートパイ」だ。銀貨30枚でイエスを売り渡した、イスカリオテのユダをモチーフにしたのは、銀貨を連想させる丸い形のクッキーに、濃厚なチョコレートをぎっしりとサンドした「チョコサンド」。また、古くはローマ帝国・オスマン帝国時代から続くトルコの伝統的なデザート「レバニ」は、イエスの死後、聖母マリアの世話をするため、マリアと共に古代都市エフェソス(現トルコ)へ移住したヨハネをイメージした。

イエス・キリストから着想を得たのは、「パン・ド・カンパーニュ(チーズ入り)」とワインのモクテルペアリング。「最後の晩餐」にて、イエスはパンを手に「これがわたしのからだである」と言い、杯を手に「これがわたしの血である」と言って弟子たちに与えた、という有名な伝承をかたちにした。

メズム東京は、新緑が美しい浜離宮恩賜庭園とウォーターフロントが織りなす水辺の絶景を一望する開放的な空間。イタリア、イスラエル、スペイン、エジプト、トルコ、インドなど、イエスの教えを伝えるべく12使徒が訪れた各地に思いを馳せながら、世界を巡る旅を楽しんでみては?

アフタヌーン・エキシビジョン

期間/~10月29日(金)、平日限定

時間/14:00~、15:00~

場所/東京都港区海岸1-10-30 メズム東京 16F バー&ラウンジ ウィスク

予約/https://www.mesm.jp/restaurant/whisk.html

・2日前の22:00までに要予約

https://www.mesm.jp/

Text: Aya Hasegawa

元記事で読む
の記事をもっとみる