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スタミナの力試し|これできる?『ターザン』からの挑戦状⑤

  • 2021.7.7
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ターザンのような、偏りのない身体能力を備えるため、8つのボディスペック[上半身力(前面)、上半身力(後面)、下半身力、体幹力、持久力、全身連動力、機能的柔軟力、バランス調整力]を手に入れよう。今回は、遊びも仕事も楽しむための、スタミナの正体「持久力」のトレーニング課題に挑戦だ。

スタミナに自信があるか?

遊びも仕事も、スタミナがないと満足に楽しめない。 スタミナの正体は、持久力。酸素を組織に届け、エネルギーを円滑に代謝し続ける力である。持久力が高いと死亡率だって下がる。

持久力テストの定番は、12分間でどのくらいの距離が走れるかを問う12分間走(クーパーテスト)。12分間で2600mは走れる走力は持ちたい。仮にフルマラソンを走ると、4時間を切って完走できるポテンシャルに相当する。

ターザンからの挑戦状⑤ 12分間走(2600m以上)
12分間走
Tarzan Web(ターザン ウエブ)

軽くウォーミングアップをした後、平坦なコースで12分間でどのくらいの距離が走れるかを測定する。走行距離が測れるGPS機能付きのスマートウォッチランニングウォッチがあると便利。手元にない場合、スタートとおおよそのゴール地点を定め、走り終わった後にインターネット上の距離測定サイトで実走距離を概算する。

クーパーテスト
Tarzan Web(ターザン ウエブ)

持久力アップの近道は、ラン。長い距離を走らなくても、全力でのランを休み休み行うインターバル走なら、より短時間で向上できる。ランが苦手なら、同じく高強度の全力運動を休み休み行うインドアでのHIITが有効だ。

『ターザン』が考える理想のボディとは?

理想のボディの持ち主=アスリートというイメージは、実は正しくない。アスリートは競技に特化した練習を重ねるため、スペックには偏りがある。水泳選手の大半は走るのは不得手だし、長距離ランナーの多くは重たいウェイトを上げるのが苦手なのだ。

お手本にしたいのは、本誌のアイコンである、まさにターザンのようなボディ。彼は“ジャングルの王者”の異名を持ち、どんな状況でも自らと愛する存在を守る実力を備える。これからの不透明な時代を力強くサバイブするには、同じように偏りのない身体能力を備えたいもの。それが、8つのボディスペック[上半身力(前面)、上半身力(後面)、下半身力、体幹力、持久力、全身連動力、機能的柔軟力、バランス調整力]だ。

それぞれに定めたトレーニング課題をオールクリア、がベスト。達成できないなら、負荷を抑えながらトレーニングを続けてフィジカルを磨き、合格を目指したい。

挑戦状に応えるためのトレーニング ①

インターバル走(全力走10秒+ゆっくりジョグ60秒)×10セット
インターバル走
Tarzan Web(ターザン ウエブ)

軽くウォーミングアップをした後、10秒間全力で走る。ペースダウンしてジョグをゆっくり60秒行って息が落ち着いたら、再び10秒間全力で走る。これを10セット行う。

挑戦状に応えるためのトレーニング ②

インドアHIIT(20秒全力+10秒休息)×6〜8セット

バーピー

バーピー
Tarzan Web(ターザン ウエブ)
  1. 両足を腰幅に開いてまっすぐ立つ。
  2. その場でしゃがみ、両手を床につく。
  3. 軽くジャンプし、両脚を後ろにまっすぐ伸ばし、腕立て伏せのスタート姿勢を取る。
  4. 両脚で再びジャンプして、②に戻る。
  5. その場で真上に高くジャンプ。両手を頭上で合わせて着地する。
10秒休息
Tarzan Web(ターザン ウエブ)

ニーアップ

ニーアップ
Tarzan Web(ターザン ウエブ)
  1. 両足を腰幅に開いてまっすぐ立つ。
  2. 左右の肩甲骨を寄せて、胸を張る。
  3. その場で左右交互に片膝をできるだけ高く上げる。
  4. 背中を丸めたり、反らしたりしないこと。
10秒休息
Tarzan Web(ターザン ウエブ)

クロスカントリー

クロスカントリー
Tarzan Web(ターザン ウエブ)
  1. 両足を腰幅に開いてまっすぐ立つ。
  2. 左右の肩甲骨を寄せて、胸を張る。
  3. 右足を半歩前に出し、同時に走るときのように左腕を前に振り、右腕を後ろに振る。
  4. その場で軽くジャンプしながら、クロスカントリーをイメージして両腕と両足のポジションをリズミカルに入れ替える。
10秒休息
Tarzan Web(ターザン ウエブ)

マウンテン・クライマー

マウンテン・クライマー
Tarzan Web(ターザン ウエブ)
  1. 両手を肩の真下についてうつ伏せになる。
  2. 両脚を腰幅でまっすぐ後ろに伸ばし、腕立て伏せのスタート姿勢に。
  3. 斜面を四つん這いで上るイメージで、両膝を左右交互に胸に近づける。
  4. お尻を高くしない。できるだけ低い姿勢で行うほど、トレーニング効果は高い。
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