「食べても食べても皮、皮、皮」話題沸騰“皮だけ中華まん”はアレンジレシピが最高だった

肉まん、あんまんを筆頭に、おいしい中華まんを販売している井村屋。具材はもちろんのこと、二段発酵製法で作られた“皮”は根強い人気を誇っています。

そこで同社が昨年発売したのが、こだわりの皮だけを堪能できる、その名も「すまん」。大好評のあまり、発売からわずか2か月程で完売したそうです。

そんな話題を呼んだ商品が、7月8日10時から井村屋ウェブショップ限定で、再び販売されていることはご存知でしょうか？

こちらが、話題を呼んだ「すまん」の2021年バージョン。昨年は箱パッケージでしたが、保管しやすいよう袋パッケージにリニューアルしたそうです。

なお、価格は1パック（6個入り）あたり648円（税込）となっています。

このユニークな商品名は、具が入っていない「素（す）の中華まん」であることと「具が入ってなくてすまん！」のダブルミーニングなんだそう。なかなかセンスがいいと思います。

袋から取り出して、お皿に盛り付けてみました。表面にはうず巻きのような模様はなく、ツルリとなめらかです。一見すると、あんまんのような見た目をしていますね。

電子スケールで重さを測ってみたところ、73gと表示されました。1個あたりの重さは68gが標準と記載されていたため、ほんの少し重いことが分かります。

こちらはありがたいことに蒸し器いらず。電子レンジ調理に対応しています。

まずは、大きめのラップで「すまん」を包みます。サイズの目安は30×30cmです。

上手く包むことができたら、早速温めていきます。加熱目安時間は、1個あたり500Wで50秒、600Wで40秒です。

なお、ご家庭の電子レンジがターンテーブルかそうでないかで「すまん」を置く場所が異なります。注意書きにしたがって、間違いのないようにセットしてくださいね。

温め終わったら、1〜2分ほど蒸らして完成！なお、加熱後の「すまん」はかなり熱くなっていました。ラップから取り出す際は、やけどしないようくれぐれもご注意くださいね。

向かって左が温める前の「すまん」、右が温めた後の「すまん」です。心なしか、右の方が透き通っているように見えますね。

外見をじっくり観察したところで、いよいよ中を確認したいと思います！

「すまん」と言いつつ、実は中に「あんこ」が入っていたりするのでは…？

おや…？

ほ、本当になにも入っていない…！

変な言い方ですが、端から端までびっしりと生地が詰まっています。なんてシュールな光景なんでしょうか…。

早速食べてみたところ、皮はふんわりもちもちで、小麦の優しい甘みが口の中に広がります。

食べ慣れた井村屋の中華まんの皮…のはずですが、ちょっと違うような気も。生地が詰まっている分、よりもちもち感がアップしている気がします。

なにより、食べても食べても皮、皮、皮…。なぜでしょう？特に面白いことなんてないはずなのに笑いがこみ上げてきました。

そのまま食べてもおいしくいただける「すまん」ですが、公式ではアレンジレシピもおすすめしています。

まずは軽く焼いてみたところ、表面はパリッとこうばしくなり、生地のふわふわ感はよりアップ。バターを塗って、牛乳や目玉焼きと一緒にいただきたくなりました。

お次は「すまんバーガー」にチャレンジ。オーブンで焼いた「すまん」に、グリーンリーフ、ハンバーグ、チーズ、トマトケチャップを塗れば完成です。

もちろんその味は◎。ただ、バンズというよりは、どこかマフィンに近いような印象です。ツナサラダやハムエッグなど、ほかの具材を入れてもおいしいと思います。

公式レシピには、ほかにも「お好み焼き」や「フルーツサンド」、ソースをたっぷり用意して「ディッシュパーティー」なんてものもありました。

それらを参考にしても良し、オリジナルレシピを考案するのも良し。自分の好みの方法で、井村屋こだわりの皮を楽しんでみてはいかがでしょうか？

筆者：松本陸杜／ライター

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