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〈BoTT〉デザイナー・TEITO「 テーマはずばりカントリーマン!」|男のクローゼット探訪 vol.1

  • 2021.7.6
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洋服好きな男性のワードローブを細かくチェック。センスや趣味が凝縮されたクローゼットやラックはそのまま真似したくなるアイデアもあり、ただ唖然とするマニアックさもあり、とにかく楽しい!

テーマはずばりカントリーマン!

TEITO
BoTT デザイナー

「僕のワードローブは、ネルシャツとデニム、そしてハイキングシューズが基本!」とテイトさん。自身が手がける〈ボット〉では、洒落たグラフィックを得意としているだけに意外な印象だ。

「ブラジル在住時に、現地のクールな男たちは皆こういう格好をしていて。あえて着飾らないという美学に心奪われて、このスタイルに行き着きました」

約4畳のウォークインクローゼットにはモノがあふれているけれど、好きなテイストが明確で、物量や配置にちゃんと意図があるから、実に清々しい。

「唯一のルールはセーターやTシャツ、パンツ類は畳んで収納すること。最近はアウトドアブランドの機能素材パンツにハマり、〝カントリーマン〟的な着こなしをより現代的にアップデートしています」

ウォークインクローゼットのハンガーポールには、ネルシャツやジャケットをかける。〈シュプリーム〉や〈ステューシー〉のボタンダウンシャツも欠かせないアイテムだという。

せっせと集めてきたハイキングシューズ。〈ティンバーランド〉や〈バスク〉、〈アディダス〉〈ニューバランス〉の本格派に交じり、モードな雰囲気の〈ロア〉のブーツもストック。

アンダーウェアとして身につける白やグレーの無地Tはその都度畳んで、ハンガーポール脇の棚に収納。「〈シュプリーム〉の割合が多いかな。ベーシックなフォルムが好きです」

〈イケア〉で購入したキャビネットが第2のクローゼット。上段に〈ステューシー〉や〈ミレー〉などのパンツ類を、下段には冬物のセーターやグラフィック系のスウェットを置く。

今でも古着屋に行けば、必ず1枚買ってしまうというネルシャツ。くたくたに色褪せた素材感に“カントリーマン”を感じるとか。「想いが高まりすぎて、〈ボット〉でも作りました」

最近、ワードローブに加わった高機能クライミングパンツ。「〈ミレー〉や〈アークテリクス〉など、ハイキングシューズと好相性で、キレイなシルエットのものを試しています」

GINZA2021年6月号掲載

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