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浅い眠りも一発で解消。寝る前30分で、睡眠の質を高める

  • 2021.7.6

寝る前の30分で睡眠の質が決まるという。暑くて寝つきが悪くなるこれからの季節、寝室の空気や音、心身を整えるサプリメントなど、深い眠りにつくための3つの習慣を紹介。

フィリップスが行った世界睡眠調査(2020)によると、日本人の睡眠満足度は世界で最下位。特に、生活リズムが変化した昨年以降は、リモートワーカーを中心に睡眠の質が下がったと自覚している人が、3人に1人いるというデータもある。外出自粛要請が繰り返され、生活リズムが安定しないいまこそ、睡眠の質を見つめ直す必要がある。

「質の高い睡眠とは、入眠から30分以内に、最も深いレベルのノンレム睡眠状態に入って、一定時間深い眠りの状態を維持した状態」と述べるのは、睡眠セラピスト・松本美栄さん。つまり、30分で入眠することが質の高い睡眠のひとつのカギとなる。今回は、入眠をスムーズに行うための睡眠環境に着目し、寝る前の習慣にしたい3つのコトをリストアップした。

①ベットサイドの空気を入れ替える

(左から)uHoo[W121×H249×D91cm、773g]/フォーカルポイント www.focal.co.jp、Wynd 空気浄化機¥35,200/MoMAデザインストア 表参道 TEL: 03-5468-5801Harumari Inc.

窓を開けて寝たら翌日快適に目覚められたという経験はないだろうか。それには化学的な根拠があり、窓を開けたことで室内の二酸化炭素濃度が低下し、空気の質が改善されたから。睡眠において意外と見落としがちなのが、この寝室の換気である。特に意識すべきなのが空気中の二酸化炭素濃度で、これが高いと睡眠の質を悪化させ、熟睡できなくなってしまう。

そこでベッドサイドに常備したいのが、空気モニタリングデバイス「uHoo」とポータブル空気浄化機「Wynd」だ。寝る前に「uHoo」を使って室内の空気を測定し、二酸化炭素量をチェック。(※uHooは設置後、空気のキャリブレーションに最大3日間を要します)その濃度を確認しながら「Wynd」を稼働させ、ベッド周りの空気を浄化する。またそのほかにも、「uHoo」にはアレルギーの原因となるハウスダスト(PM2.5)や、呼吸器系に影響を与えるといわれるTVOCの検出機能が備わっており、「Wynd」にもそれらを除去する機能が付いているので一石二鳥だ。

②イヤホンを装着し、入眠集中モードに

BOSE SLEEPBUDS II ¥33,000/BOSE TEL: 0120-002-009

眠ろうと意識するとついつい気になってしまうのが生活音やパートナーのいびき。一度気になるとそのまま眠れずに明け方になってしまうことも。それらを完全にシャットアウトしてスムーズな入眠を手助けしてくれるのが、「Bose」の睡眠のためのイヤホン「BOSE SLEEPBUDS II」だ。このイヤホンにはいわゆるノイズキャンセリング機能や音楽再生機能は搭載されていない。不快なノイズを効果的にカバーすることに特化しているので、ノイズキャンセリング特有の圧迫感を感じないのがいい。ボディは重量2.27g、縦横の長さ1cmとコンパクトで存在を忘れるくらい自然な着け心地。多少の音があった方が眠れるという人も、Bluetoothで専用スマホアプリと接続すれば雨や波の音のヒーリングサウンドが聞ける機能を搭載しているので試してみる価値はある。

③吸うサプリで睡眠導入する

ニュートリエアー ベイパースリープ ¥900/アントレックス https://www.entrex.co.jp/ Harumari Inc.

リラックス効果を見込んで、アロマテラピーやキャンドルなどを使った寝室の演出にこだわる人は多い。しかし、もっと効率よく入眠加速させてくれるのが、睡眠サプリメント「ニュートリエアー」だ。リラックス効果の高い天然由来のアールグレーのフレーバーが、独特の酔い心地。また、タバコのように肺から吸収するタイプなので、有効成分が血液循環システムに直接吸収され即効性が高いのが大きな特徴だ。規則的に深く吸い込むため自ずと呼吸が整い、結果的にアロマテラピーやマインドフルネスのような効果も期待できる。約200回の使い切りで点火不要なので火の心配は要らず、そのまま寝落ちしてしまっても大丈夫。また入眠だけでなく翌朝の目覚めもよく、深く眠れたことを実感できるはず。

※参考『誰でも簡単に疲れない体が手に入る 濃縮睡眠®メソッド』松本美栄著(かんき出版刊)

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