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鳥の名前…?【鳩尾】実は、人間の体の一部なんです…!

  • 2021.7.5

人間の体は、すべて漢字で表すことができます。 今回は、体の一部である「鳩尾」をご紹介。 ここをやられると気を失ってしまうほど、非常に大切な部位です。

(1)「鳩尾」の読み方

「鳩」に「尾」であることから、鳩のしっぽのことを指していそうですが、違います。 鳩という字を使ってはいるものの、鳥の名前ではありません。 この漢字は「みぞおち」と読みます。 漢字からは想像もつかないため、非常に難読漢字といえるでしょう。 ほかにも、「きゅうび」や「みずおち」とも読みます。 ちなみに、みぞおちは「心窩」「水付」という字でも表すのです。 医療では「心窩」を使います。 (『広辞苑』より)

(2)「鳩尾」の由来

「鳩尾」の由来は、形や音からきています。 まずは形からですが、みぞおちの形は鳩の尻尾に非常に似ていることから「鳩尾」とつけられました。 人体模型など、体の仕組みがわかるもので見てみてください。 本当に鳩のしっぽのような形をしていますよ。 また、「みぞおち」は「みずおち」が訛ってできた言葉でもあります。 水落ちは水が落ちるところになり、人間の体であればみぞおちあたりで水の落ちる場所だったのです。 形や水が落ちるといった観点から、このような言葉が出てくるのはすごいですよね。 (『広辞苑』より)

(3)「鳩尾」は体のどのあたり?

「鳩尾」は胸骨の下の方、胸の中央前面のくぼんだ所にあります。 人間の急所でもあり、ここを強い衝撃が加えられると失神してしまう部位です。 (『広辞苑より』)

(4)「鳩尾」のように難読漢字の部位

体の部位には、「鳩尾」のように難読漢字があります。 それは「顳顬・蟀谷」「項」といった漢字で、これらは「こめかみ」「うなじ」です。 こめかみは「米噛」といった漢字かなと思いきや、まったく別漢字に。 うなじについては「項目」の「項」であるため、そのまま読むことはできません……。 (『広辞苑』より) 鳩の尻尾の形をした鳩尾。 病院の問診くらいしか書くことがありませんが、書けると注目の的になるでしょう。 また、雑学として覚えておくのもひとつです。 (恋愛jp編集部)

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