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海と畑の美味しさがつまった"海老のトマトカリー"

  • 2021.7.4
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トマトたっぷり、オレンジ色がまぶしい一品です。カレーは植松良枝さんが主宰する料理教室でも大人気のメニューなのだそう。バター風味がリッチな海老カレーは新鮮な味わいです。季節ごとに食べたい、つくりたい料理のレシピをご紹介。ぜひ、季節のおいしさを味わってみてください!

海と畑の美味しさがつまった"海老のトマトカリー"

■“海老のトマトカリー”のつくり方

トマトに含まれるグルタミン酸は旨味成分。カレーの味を深めるのには必須野菜です。生トマトにトマトペーストも加えて旨味を強化。


◇材料 (4人分)

海老:6~8尾(ブラックタイガー)
A :
・ 酢:小さじ1と1/2
・ 塩:小さじ1/3
にんにく:1片分(すりおろし)
生姜:1片分(すりおろし)
玉ねぎ:1/2個分(みじん切り)
トマト:大1個分(粗いみじん切り)
トマトペースト:大さじ1と1/2
プレーンヨーグルト:1/2カップ
野菜スープ*:1と1/4カップ
バター:適量
★ パウダースパイス:
・ ターメリック:小さじ1
・ クミンパウダー:小さじ1
・ コリアンダーパウダー:小さじ1
・ レッドペッパー:小さじ1/2(一味唐辛子)
・ 黒胡椒:小さじ1/4
塩:少々
★ クミンライス:
・ 米:2合
・ ローリエ:1枚
・ クミンシード:小さじ2/3
・ クローブ:2個
・ 塩:ひとつまみ
・ バター:小さじ2
香菜:適量(ざく切り)
青唐辛子:適量(小口切り)


*市販の固形野菜ブイヨン1/2個を湯1/4カップで溶いたもの。

(1)クミンライスをつくる
洗った米を炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水を加える。バター以外の材料を加えて混ぜ、普通に炊き、炊き上がりにバターを加えてほぐす。

(2)海老の下ごしらえ
海老は尾を残して殻をむき、背に1本深めに切り込みを入れる。あれば背ワタを取り除き、Aをもみ込んでおく。こうするとくさみが取れる。

海老の下ごしらえ
海老の下ごしらえ
海老の下ごしらえ
海老の下ごしらえ

(3)炒める
厚手の鍋にバター大さじ3を入れて溶かし、海老をさっと炒めて表面の色が変わったらいったん取り出す。続けてにんにくと生姜、玉ねぎを加えて炒める。

(4)スパイスを加える
玉ねぎが透き通ってきたらトマトとトマトペーストを加えて炒め、3の海老を戻し入れ、パウダースパイスと塩を加えて混ぜる。

炒める
炒める

(5)仕上げ
野菜スープ、ヨーグルトを加えて沸騰したら弱火で15分ほど煮込む。仕上げにバターを大さじ2~3加えて混ぜ、クミンライスとともに器に盛り、香菜と青唐辛子を散らす。

完成
完成

――教える人

「植松良枝 料理研究家」

季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。


構成:中村裕子 写真:野口健志

※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

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