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「たいたい…」ではないです!【態態】結構使っている言葉ですよ!

  • 2021.7.3

同じ漢字が連続する言葉、読み方が難しいものが多いですよね……。 今回紹介する「態態」も、単体であれば簡単なものの、集合すると「?」になってしまう方も多いでしょう。 普段の生活で、当たり前のように使っていますよ。

(1)「態態」の読み方

態度の「態」から「たいたい」と読みそうになりますが、それは間違い。 この漢字は「わざわざ」と読みます。 会話上、「わざわざ」と言っている言葉はこの漢字を書くのです。 わざわざとは、なかなか読むことはできませんよね。 (『広辞苑』より)

(2)「態態」の意味

「態態」とは、その事だけのために、とくに行うさま。特別に。とりたててと特別感のある意味を持っています。 一方で、ことさらに。故意に。わざとと、嫌悪感を抱く意味もあるのです。 使い方次第で、いいも悪いも転んでしまう「態態」。 この言葉を言うのであれば、いい意味でわざわざと言われたいものです。 (『広辞苑より』)

(3)「態態」の語源

「態態」という言葉の語源は、「態態し」が元となっています。 「態態し」は、わざとらしい。ことさらするようであるといった意味です。 意味を見れば、いい意味としては使われていませんでした。 そのため、「態態」にも悪い意味がそのまま残っているのです。 (『広辞苑』より)

(4)「態態」の類語

上記でもお話しましたが、「態態」にはいい意味・悪い意味が存在します。 そのため、意味によって類語は異なるのです。 いい意味での「態態」の類語は、「折角」が当たります。 「折角」とは、めったになく、大切であること。特別という意味です。 悪い意味での「態態」の類語は、「殊更」や「故意」が当たります。 「殊更」とは、わざわざ。わざと。故意にという意味も。 「故意」とは、ことさらにたくらむこと。心あってすることです。 どちらも悪意を感じる意味として使われます。 (『広辞苑』より) 文字としてなかなか書くことがない、「態態」。 しかし、知っていれば、友人や家族に雑学として教えることができます。 ぜひ教えてあげてください! (恋愛jp編集部)

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