チョコ欲しいと泣く息子をパンを使った“秘技”で笑顔に、でも良心が痛むママ

子どもの「ちょうだい！」をうまくかわす方法を描いた漫画がSNS上で話題となっています。1歳の息子の前でチョコレートを食べていた父親。チョコを欲しがる息子に「これはダメ」と諭しますが、息子は大きな声で泣き続けて…という内容です。作者の女性に聞きました。

この漫画を描いたのは、クリエーターのちるみとら（ペンネーム）さん（30）です。インスタグラムとブログ「ごーごーこーちゃん！」で育児漫画などを発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ちるみとらさん「息子が生まれてから、成長と日常を残したいと思って漫画を描き始めました。あわよくば書籍化して、印税で暮らせれば…（笑）」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ちるみとらさん「息子があまりに素直でかわいいのでびっくりして、つい漫画にしてしまいました」

Q.大人と同じものを食べたがるようになったのは、いつごろからですか。

ちるみとらさん「1歳になったくらいだと思います。今ではいっぱしに、おみそ汁の器も大人と同じものを使っています」

Q.パパは、目の前で食べてはいけないことを知らなかったのでしょうか。

ちるみとらさん「こんなに欲しがったのはこのときが初めてでした。『いずれ、お菓子を欲しがるから、目の前で食べてはいけないね』と話していたのですが、もう、そのときが来てしまったようです」

Q.もしあげなかったら、どうなってしまいますか。

ちるみとらさん「泣き崩れて、3分くらい、床で転がると思います」

Q.この方法は、とっさに思いついたのでしょうか。

ちるみとらさん「以前、大人が食べているパンを欲しがったときに、そこからちぎったふりをして、こっそり別の食パンを渡したことがありました」

Q.その後、子どもに食べさせたくないものを食べるとき、気を付けていることは。

ちるみとらさん「隠れて食べるか、一瞬の隙をついて食べるようにしています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ちるみとらさん「『かわいすぎる』『私もやります！』というコメントを頂き、漫画を描いたかいがありました。もし、お子さんがお菓子が欲しくて泣き崩れ、床に転がってしまうことに困っている方がいれば、ぜひお試しいただけたらと思います」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ちるみとらさん「また面白い話があったら、漫画にして発信していきたいと思います。最近は夫が漫画を動画にしようとしています。ちょっとずつセリフが出てきたり、効果音をつけたりと頑張っているので、ぜひ応援よろしくお願いします」

オトナンサー編集部