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初夏の空にかかる月が織り姫と彦星に、ささやかな光を投げかける美しい恋のシーズン!

  • 2021.7.2
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綺麗な夜空を見上げると、ドラマチックな恋の予感がする季節です。

思いを込めた短冊へのメッセージは、どんなことを綴るのかな? 私はネ、仕事がサクサク進みますように! にしようかな?

ある日、スケジュール表を作り、「うん! 完璧。我ながら良くできている」と悦に入りご機嫌で眺めていた。

が…その後、何気なく手に取った「続・マーフィーの法則」の中に、こんな言葉を見つけ愕然としながらも合点がいった。 その言葉とは⁉

【進行管理の法則】

「美しいスケジュール表は、作った時点で、本来の仕事からは当分得られそうにない達成感を感じ、一休みするためのものである」 とあり、更には

「スケジュールを念入りに組むと、予定外の仕事が飛び込んでくる」 と続く…。

事実、日頃いい加減、適当、デタラメ、出たとこ勝負の私が、こんなにも綺麗&完璧なスケジュール表を作った途端、番外編・号外的な話題と仕事がふりかかり、日々振り回されていた。

マーフィーの法則様、御意!

「なんだかなぁ~」 とゴロリと横になり人生、やはりサイエンスでは解決できない問題が多いなぁ。

とつらつら思いをめぐらせつつ、日頃、発想にないことをすると番狂わせになってしまうのも宇宙の法則か? と妙に得心がいき、そうであれば短冊に願いを込めてみようとの顛末になった。 結局、神頼み系で「出たとこ勝負」が私の基本体質みたい。

前置きが長くてごめんなさい。エミールです、お元気でしたか?

前文にも書きましたが、6月は多忙な日々を過ごしておりました。

公私ともに 「あーヤレヤレ。 ようやく終わった。 終わった。 片付いたー。」 と、ひと心地ついた途端に、どこからともなく、あの椀子そばをイメージさせるような勢いで次のお蕎麦がお椀の中に飛び込んでくるのでした。

「うぇーん…もう、おなかイッパイなのに。」 (+_+)

わんこ蕎麦体験をした人なら分かるでしょう?

サッと、お椀の蓋をとじないと次から次へと蕎麦・蕎麦・蕎麦~。 というわけでエンドレスになってしまうのです。 早く閉じないと大変。大変。

しかし、閉じ遅れ・閉じ忘れ・イヤ、そもそも蓋無しに気がつかないまま、スタートしていたのかも?

そんなこんなで気が弱い私としては、御断りできない蕎麦の山の中暮らし。 気がつけば7月を迎えていました。

7月と言えば初夏の空にかかる月が織り姫と彦星に、ささやかな光を投げかける美しい恋のシーズン。

恋することは素敵です。

相手が人間でなくとも、自然界を始めとして様々な対象があるのです。 恋を広辞苑でひいてみると“思慕”という解説が登場します。 では思慕とは?

なつかしく思う気持ち、情、との解説に触れました。 わたしたちは、自然界の恵みをうけ生きています。 地球上に誕生したのは奇跡といってもいいでしょう。

私は時々、心の奥深いところで全ての景色の中に、とても懐かしい何かを感じます。 その気持ちをうまく表現できない、もどかしさがありますが海や空や山…もちろん、人にも動物にも、極端には枯れてしまいそうな木々にすら、なつかしさを覚えるのです。

もしかしたら、それは誕生前? の記憶の奥底に眠っている思慕というエナジーのなせるわざ、かも知れないと感じてしまいます。

自分がこの世に誕生してくる前にも、どこかで出会っていた景色に包まれながら暮らしている。 そのような日々への「ありがとう」という感謝の想い、とも言えるような…。

違う視点から観ると 万物にはそれぞれの命があり、有機、無機質な存在にかかわらず、その存在は、それぞれが、それぞれを懐かしく感じているのでないかと…。

7月や8月は盂蘭盆会(うらえぼんえ)、通称お盆がありご先祖様が帰ってくるミラクルな季節です。 そんなタイミングだからこそ、目に見えない糸でつながっている存在について考えてみてはどうでしょうか。

心の引き出しの中にしまい忘れている“なつかしいなにか” そのことが、あなたに大切な思慕の芽を育ててくれますように。

エミール

久々に開園した新宿御苑を訪れました。 青空の下で、のびのび~♪

お話/神野さち(エミール・シェラザード)先生

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