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黒酢が効いてさっぱり美味い"酢鶏"

  • 2021.7.5
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事前に下味をつけた鶏ももをつかえば、ささっとメインおかずの出来上がりです。酢豚とはひと味違うさっぱりしたおいしさが楽しめます。料理好きでも、毎日つくっていれば、レパートリーが尽きてしまうこともあります。特に味付けは同じようにならないようにしたいけど、あまり複雑なのは面倒……。そんなお悩みを料理研究家の重信初江先生が解決!シンプルかつおいしい定番おかずをご紹介します。

黒酢が効いてさっぱり美味い"酢鶏"

■“酢鶏”のつくり方

玉ねぎを切って、調味料を合わせるだけ。夕飯の主役もあっという間!


◇材料 (2人分)

★ 鶏もも下味:
・ 鶏もも肉:2枚(約600g)
・ 塩:小さじ1/2
・ 生姜:小さじ2(すりおろし)
・ 胡椒:小さじ1/3
・ サラダ油:大さじ1/2
★ ミックスきのこ:
・ しめじ:1パック(100g)
・ 舞茸:1パック(80~100g)
・ エリンギ:1パック(2本、100g)
★ 酢鶏:
・ 鶏もも下味:1/2袋
・ ミックスきのこ:1/3袋
・ 玉ねぎ:1/2個
・ サラダ油:大さじ1/2
A :
・ 水:1/2カップ
・ 黒酢:大さじ2
・ 砂糖:大さじ1
・ 醤油:大さじ1
・ 片栗粉:大さじ1
・ 塩:少々
・ 胡椒:少々
胡麻油:小さじ1


(1)鶏もも下味をつくる
鶏肉は一口大に切る。ボウルに入れ、他の材料すべてをもみ込む。冷凍用保存バッグに入れて凍らせる。半分量のところで菜箸などで軽く分け目を入れておくと半量使うときに便利。(約2ヶ月冷凍可能)

鶏もも下味をつくる
鶏もも下味をつくる

(2)ミックスきのこをつくる
しめじは石突きを取って小房に分ける。エリンギは長さを半分に切り、それぞれ1/6~1/8の棒状に(放射状に)切る。舞茸は手で食べやすい大きさに裂く。冷凍用保存バッグになるべく重ならないように入れて凍らせる。(2ヶ月保存可能)

ミックスきのこをつくる
ミックスきのこをつくる

(3)鶏もも下味を加熱する
鶏もも下味を耐熱皿に入れてラップをし、ほぐれるまで解凍モードなどで半解凍する。

(4)玉ねぎをカットする
玉ねぎは1.5cm角くらいに切る。

(5)焼く
3の肉の汁気をきり、サラダ油を熱したフライパンに並べる。中火にかけ、上下を返しながら4~5分加熱する。

(6)炒める
4の玉ねぎを入れて、透き通ってくるまで、さらに2分ほど炒める。

(7)煮る
凍ったままのミックスきのこを入れたら火を強めの中火にして1分ほど炒める。Aをすべて混ぜ合わせて加える。そのまま、とろみがつくまで混ぜながら煮る。

(8)仕上げ
煮立ったら全体がなじむまで(1分程度)煮て、最後に胡麻油を回しかける。

完成
完成

――教える人

「重信初江 料理研究家」

調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。雑誌、テレビ、イベントなどで幅広く活躍中。著者に『Tsukemono cook book 漬けものレシピ』『Sushi cook book すしレシピ 』(ともに朝日新聞出版)、『おうちで深夜食堂』(共著/小学館)など多数。


文:椙下晴子 写真:鈴木泰介

※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

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