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「百日紅」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.8.1
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皆さんは「百日紅」という言葉を見たことがありますか?

「百」「日」「紅」とそれぞれの漢字は簡単ですが、組み合わさると一気に読めなくなったという方も多いのではないでしょうか。

ある植物を表したこちらの言葉、皆さんは正しく読むことができますか?

「百日紅」の読み方とは?

初夏から秋にかけての長い間花を咲かせるこちらの植物。幹がつるつるとしていて滑らかなのも特徴のひとつです。

もしかすると学校に植えられているのをいるのを見たことがある方もいるかもしれません。

「ひゃくじつこう」と読むこともできるのですが、今回は“5文字”で考えてみてください!

思い浮かんだ方はいますでしょうか?

正解は「さるすべり」でした!

「百日紅」について

「百日紅(さるすべり)」を辞書で調べてみましょう!

夏から秋にかけて白・紅などの小花をつけるミソハギ科の落葉高木。樹皮は薄くはがれ落ち、幹の表面は滑らか。花期が長いので「ひゃくじつこう」とも呼ばれる。

出典:北原保雄編集、『明鏡国語辞典』(第二版)、大修館書店(2011年4月1日発行)

 

また「さるすべり」という名前が付けられた由来は以下のとおりです。

木の肌がなめらかでサルも滑り落ちるというところからこの名がある。

出典:北原保雄 著『日本国語大辞典』(第二版)、小学館(2000年12月20日~2002年1月20日発行)

 

「百日紅」は、長い期間鮮やかに咲く花と滑らかな幹のようすがそのまま表現されているのですね!

まとめ

いかがだったでしょうか?

「百日紅」は「さるすべり」と読むことができます。「サルでも滑る」と例えられていると、実際どのくらい幹が滑らかなのか気になりますね…。

色鮮やかな花を咲かせる植物なので、気になった人はぜひ調べてみてください!


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