1. トップ
  2. 【プロが教える】お金が貯まらない人の「NG習慣」5選

【プロが教える】お金が貯まらない人の「NG習慣」5選

  • 2021.8.13
undefined

「ムダ遣いをしているつもりはないのに、お金がなかなか貯められない」と悩んだことはありませんか?

実は習慣として「当たり前」と思っている消費の中に、家計を苦しめる思わぬ原因が潜んでいることもあるんですよ…!

そこで今回は、お金が貯まらない「5つのNG習慣」を、お金のプロであるファイナンシャルプランナーが解説します。

みなさんも当てはまる習慣があったら、今日からさっそく改めていきましょう!

NG習慣1:毎月の支出を把握していない

undefined

貯金ができない人の特徴として、毎月の支出を把握せず、なんとなくお金を使っていることが挙げられます。次のようなことに毎月いくらかかっているか答えられるでしょうか。

・水道光熱費(電気・ガス・水道)
・通信費(スマホ・インターネット代)
・保険料
・教育費(授業料・塾代など)
・自動車関連費用
・毎月課金の商品・サービス
・住居費(住宅ローン・家賃)
・食費
・日用品費

まずは毎月、何にいくら使っているのかを確認し、見直しをしてみることが「貯められる人」へのスタートラインです。

家計簿や家計簿アプリで収支を管理するのがベストですが、三日坊主になってしまうようなら無理せずまずは短期間だけ付けるのもよいでしょう。

NG習慣2:残ったお金を貯めようとしている

undefined

毎月の生活費を使った後、残ったお金を貯金しようとしてもお金は貯まりません。人間には「もらったものをすべて使い切る」という習性があります。よほど意志の強い人でないかぎりお金を残すことはできません。

貯金ができる人は、収入から決まった金額を貯金に回し、余ったお金で生活しているのです。これを先取り貯蓄といいます。貯金が苦手な人は、給与天引きや自動積立などで、強制的にお金が貯まる仕組みを作ることをおすすめです。

NG習慣3:ボーナスで大きな買い物をする

undefined

ボーナスが出ると、計画外の大きな買い物をしていませんか?

日ごろ節約に励んでいる人が「ボーナスのときくらいは…」とお金を使いたくなる気持ちも理解できます。しかし、そのような習慣があると貯金はなかなか増えません。

ボーナス時期は、旅行やお年玉などで支出が増えます。それ以外に大きな出費があると、貯金に回せるお金は残らなくなるでしょう。ボーナスを充てる支出を事前に予定しておき、残りのお金は貯金することがおすすめです。

また、最近では予定していたボーナスが出ない企業も少なくありません。できるだけボーナスを当て込んだ支出計画は避け、もらったボーナスは貯めるようにしましょう。

NG習慣4:誘いを断れない

undefined

友だちや仕事仲間からの飲み会や遊びの誘いを断れない人は、お金がなかなか貯まりません。

人付き合いは大切ですが、際限なく誘いに応じてしまえば貯金できるお金はなくなってしまいます。交際費やレジャー費は決めた範囲を守り、超える場合は誘いを断りましょう。

誘いを断るのは難しいかもしれません。しかし、誘いを断ることは悪いことでなく、むしろ断れないことにデメリットが多いことを知っておきましょう。誘ってくれた人にお礼とお詫びの気持ちを伝えれば、不快な気持ちにはならないはずです。

NG習慣5:セールを利用しないと損をした気持ちになる

undefined

「普段は高くて買えないものがバーゲンで安くなっている」場合、必要もないのにまとめ買いなどはしていないでしょうか?

人間には、「期間限定」など希少な感じのするものを逃したくないと感じる傾向があります。しかし、値段が高くても必要なものは買うべきですが、安くても必要ないものは買うべきでありません。

必要なものをバーゲンまで待って買うのはいいのですが、一時の感情で不要なものまで買って、後悔しないようにしましょう。

※画像はイメージです



監修・執筆:松田聡子
日本FP協会認定CFPⓇ、DCアドバイザーなど多数の資格を保有。元証券システムのエンジニアで、現在は独立系FPとしてマネープランのアドバイスをしております。お金のことって難しいと思っていませんか?人生100年時代を自分らしく生きるための「お金の知恵」をお伝えします。


※現在発令中の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。