1. トップ
  2. 「蕣」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「蕣」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.7.29
undefined

早いもので7月も終わろうとしています。

朝から晩までほんとうに暑いですよね…。一日中クーラーをつけている方も多いのではないでしょうか?

さて、今回出題する難読漢字は、そんな夏の風物詩としておなじみの「蕣」です。さぁ、正しく読むことはできますか?

「蕣」の読み方!

「草冠に…何だこれ?」となった方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、こちらは「舜(しゅん)」と読みます。「目偏」がつくと、「一瞬」や「瞬間」などに使われる「瞬」という漢字になりますよ。

「そう言われても分からない…」と思われたかもしれませんが、実はこれが大きなヒントになるんです。夏の風物詩で、ごく短い時間だけ咲く花…。なんなら、みなさん一度は育てたことがあるかもしtれません。

さぁ…もう分かりましたよね?

正解は、「蕣(あさがお)」でした!

「蕣」について

「朝顔(あさがお)」と書くことが一般的なので、ノーヒントの状態では分からなかった方が多いと思います。

「蕣」はヒルガオ科の一年草で、江戸時代に多くの品種が作られました。

なお、朝早くに咲いて昼頃にしぼんでしまうイメージがありますが、これは“日没の時間”が関係しているんです。「蕣」には、日没から9〜10時間後に咲くという性質があるんだそう。

また、夏の風物詩のイメージがありますが、実は「蕣」の季語は秋。「え!?」と思われたかもしれませんが、太陰暦の場合、夏は4〜6月で秋は7〜9月。現在は太陽暦なので、少し時期がずれているんですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「蕣」は「あさがお」と読みます。

「あさがお」に「朝顔」以外の表記があることから、季語や朝に咲く理由まで、今回は学びがいっぱいでしたね。今後も夏にぴったりな難読漢字をどしどし出題していくので、ぜひお楽しみに!


※現在発令中の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。