【目利きの「早耳ビューティ」】【毛穴、くすみ、ザラつき】を一掃！最強の洗顔マスクTOP３

取り去るだけと思っていたら大違い今や「洗顔マスク」はケア力で勝負

教えてくれたのは……

美容ジャーナリスト

吉田昌佐美

コロナ禍で清潔感意識が高まり、スキンケアでも「落としたい症候群」の人が急増。そんな中、存在感を見せるのが洗顔マスクだ。洗顔料であってマスクとしても使えて、洗い流せば２ステップ完了のお手軽さ。ディープクレンジングに使う人も多いけれど、今や汚れを落とすだけのケアにあらず。“落としながらスキンケアする”うれしい進化を遂げている。

たとえば、ポーラのB.Aからは、黄ぐすみやゴワつき、ハリ低下の原因となる糖化物質AGEsを徹底浄化する洗顔マスクが登場。これはもうテクスチャーからして効果。なめらかなジェルクリームが汚れを巻き込んで泡状に変化。厚みのある泡とほんのりとした温感によるマッサージ効果で洗い流すと同時に成分が浸透する仕組み。肌内のAGEsを追い出し、糖化リスクの高い血管にもアプローチして糖化しにくい肌へと導く。“洗浄・栄養補給・守り”のトリプルアクションでの環境耐性力（外的環境に揺らがない力）を引き出す、クレ・ド・ポー ボーテの新クレンジングシリーズも見逃せない。何と言っても注目は、洗うたびに細胞間脂質の整列性を高める独自技術。洗顔時は洗浄成分によって細胞間脂質の整列が乱れがちになるが、洗いながら整列させちゃうなんて驚きだ。クレイ洗顔料はきめ細かなスクラブ剤を配合した泡立たないタイプで、肌のザラつきや毛穴の目立ち、くすみを一括ケア。朝洗顔に使うとファンデのフィット感が全然違う。

ストレスの多い毎日で肌がくすみやすい人には、DEWの泥とろマスクがおすすめ。クレイの洗浄力とクリームマスクの保湿力を両立した新処方による感触の変化、ラベンダー＆ベルガモットの精油の香りに浸る３分間マスクはまさにマインドフルネスになれる至福の時間。心も肌も晴れ晴れすること間違いなし。

お手入れ的にも美肌的にもレベルアップが狙える洗顔マスク。毎日の洗顔と置き換えるもよし、週末ケアに投入するもよし。今こそ味方にしないと！

（左）ゴマージュアフィナン

100g ￥7150／クレ・ド・ポー ボーテ

肌の潤いを守りながらあらゆる汚れを取り除き、抗酸化ケアもバッチリ。１回でつるスベの明るい肌に。

（中央）B.A ディープクリアライザー

120g ￥13200（7／1発売）／ポーラ

抗糖化ケアのパイオニア、B.Aの知見と技を結集した初の洗顔マスク。

（右）DEWクリアクレイフォンデュ

90g ￥3080（編集部調べ）／カネボウ化粧品

とろけるクレイとつぶれるスクラブの絶妙テクスチャーでくすみを一掃。

撮影／藤本康介