『馬医』カヨン役オム・ヒョンギョンが撮影時に監督から受けた指導とは？

2012年から2013年に韓国で放送され、現在はテレビ東京の韓流プレミアで放送されている『馬医』。

チョ・スンウ主演のこのドラマで、サアム道人の弟子のソ・ガヨンを演じているのが女優のオム・ヒョンギョンだ。

彼女がソ・ガヨンは、ベテラン俳優のチュ・ジンモが演じているサアム道人の弟子として登場する女性で、監督のイ・ビョンフンがドラマの制作途中で明るい人物が必要だと感じたことから追加されたキャラクターなのである。

そんな人物に扮するオム・ヒョンギョンは、高校在学中にファッションモデルとして活躍しており、女優としてデビューしてからは現代劇を中心に演技を披露している。

『馬医』で初めて時代劇に出演した彼女は、カヨンを演じるために、監督から呼吸法や発生など大事なことをたくさん教わった。

初めて時代劇

それでも初の時代劇ということもあって、ちゃんと役になりきることができるのか心配だったオム・ヒョンギョン。

しかし、カヨンは敬語を使わないキャラクターだったため、塑像していたよりは演じやすかったようだ。

物語の後半の第29話で初めて登場するカヨンは、とても明るい女性なのだが、オム・ヒョンギョン自身は人見知りな性格だった。

そのため、共演者たちの輪の中に入っていけるのか心配していたが、自身が演じたキャラクターのお陰ですぐに親しくなることができたという。

ちなみに、オム・ヒョンギョンの師匠であるサアム道人に扮するチュ・ジンモは、2014年から2015年放送の『王の顔』や2016年の『オクニョ 運命の女（ひと）』に出演していた俳優だ。

いくつもの現代劇で多様な役を務めてきたオム・ヒョンギョン。『馬医』で初めて時代劇を経験した彼女が、もし再び時代劇に出演するとしたどんな役に扮するのかが興味深い。

文＝大地 康

♢オム・ヒョンギョン プロフィール
生年月日：1986年11月4日生まれ
身長：167cm
星座：さそり座
学歴：建国大学映画芸術学部
デビュー：2005年ドラマ『レインボーロマンス』

☆主な出演作
『レインボーロマンス』（ドラマ、2005年）
『愛してよかった』（ドラマ、2010年～2011年）
『協力班～ソウル江南警察署～』（ドラマ、2011年）
『愛情万々歳～ブラボー！マイ・ラブ～』（ドラマ、2011年）
『アイスケーキ』（ドラマ、2011年）
『馬医』（ドラマ、2012年～2013年）
『グッド・ドクター』（ドラマ、2013年）
『春の輪舞曲〈ロンド〉』（ドラマ、2014年）
『青い鳥の輪舞〈ロンド〉』（ドラマ、2015年）
『グッドワイフ～彼女の決断～』（ドラマ、2016年）
『被告人』（ドラマ、2017年）
『かくれんぼ』（ドラマ、2018年）
『チョンイル電子ミス・リー』（ドラマ、2019年）
『秘密の男』（ドラマ、2020年）