驚きいっぱい【星野リゾート　界 鬼怒川】で「フォトジェニックな料理」を堪能

星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の魅力の１つが、宿ごとに地域の特色を活かした驚きいっぱいの料理。栃木県にある【星野リゾート 界 鬼怒川】では、カラフルな「宝楽盛り」や、吹き上がる湯気がパフォーマンス性抜群の「龍神蒸し」など、見て食べて楽しめるメニューが提供されます。 ※料理は2021年6月のメニューです。

フォトジェニックな「界 鬼怒川」の夕食を満喫

夕食は、通常会席と、オリジナル料理「龍神蒸し」を食べられる特別会席の２つのコースから選びます。また、栃木の名酒や新世代の日本酒を集めた地酒の飲みくらべもおすすめです。

▲益子焼の釉薬で色付けした美しいお箸

朝夕の食事には栃木の伝統工芸品「益子焼」のお皿も使用。その青磁の釉薬で色付けしたお箸もさり気なくおしゃれです。

各地の界が特色を競う「界 ご当地先付け」。「界 鬼怒川」では、らっきょうのたまり漬けとローストビーフに、砕いた味噌ピーナッツをプラス。とちおとめのピューレと木苺の酢をソースにして、さっぱりといただけます。らっきょう特有のクセが、その斬新で複雑な味を印象深くしています。

▲竹籠で運ばれる先付けは、開ける時のワクワク感がたまりません。「牛肉とらっきょうのタルタル」は、とちおとめのドレッシングがアクセント

見た目にもキレイな椀物は、とうもろこしそのものを食べているかのよう。甘みや風味が強く感じられるとうもろこしのお豆腐です。芳ばしいトウキビのつくねと、緑鮮やかなオクラが添えられます。

▲煮物椀「とうもろこしのくず豆腐」

界 鬼怒川名物の「宝楽盛り」はフォトジェニック。八寸とお造り、酢の物が一同に並びます。

▲まぐろとアボカドの酢ゼリーや、サクサクの海老の磯部揚げなど、見た目と味を楽しむ八寸。異色な丸十のかき揚げ（右端）は、とっても甘いサツマイモが芳ばしいおかきの衣をまといます

お造りは、少し甘味のあるまろやかな星野リゾート特製醤油でいただきます。酸味の効いた梅肉と甘酢の赤いタレは、ホタテとの相性が抜群です。

▲まるで宝石を思わせる宝楽盛り

新挽き揚げは中に海老のすり身やパプリカが入り、もち米の新挽き粉を使った衣は、サクッとしたお米の風味。野菜の天ぷらは抹茶塩でさっぱりいただきます。

▲揚げ物「たたき海老の新挽き揚げ」

▲通常会席の「穴子のけんちん蒸し」は、野菜を豆腐などと混ぜ穴子をのせた料理です。上品な出汁で楽しめます

鬼怒川に棲む龍伝説にちなんで、伊勢海老や牛ロース、湯葉などを、ゲストの目の前で一気に蒸し上げる「龍神蒸し」。蒸すために料理に被せる青磁の益子焼も専用の特注品となります。

▲特別会席を選ぶと、界 鬼怒川のオリジナル料理「龍神蒸し」が登場

▲真っ赤に熱した石は800度。ここにお湯を注いで蒸気を起こし、料理に益子焼の蓋をして一気に５分で蒸し上げます

▲蓋を上げると物凄い蒸気が吹き上がる。その様子は縁起のいい昇り龍の如し。湯気を写真に撮ると、龍の姿に見えることも？

２種類のつけダレが用意され、豆乳味噌だれには砕いたかりんとうをトッピング。サクサクした食感も新鮮です。素材の味がダイレクトに感じられ、伊勢海老や牛ロース、もちもちの湯葉を味わえます。

夏の土鍋ご飯には鰻がたっぷり。鰻とそぼろ卵を混ぜていただきます。お味噌汁のお椀も、つい写真を撮りたくなりますね。

▲「旬彩土鍋ご飯」は季節によって変わります

〆のデザートは界 鬼怒川特製の「豆乳羹ゆず風味」。ババロアのような豆乳と、ゆずの爽やかな酸味が相性抜群です。

「界 鬼怒川」の個性が光る朝食

身体に気を配る朝食には「界 鬼怒川」らしい個性的な味も潜みます。食事処はボックスシートや個室になっていますが、中庭に向いたカウンター席も利用可能。自然美溢れる中庭を眺めながら、目覚めの朝食をいただきましょう。

▲食事処のカウンターテーブルからは中庭を一望できます

▲朝食膳には栃木県鹿沼市の伝統工芸品「鹿沼組子」の木箱ものる楽しい演出

鰆のみりん漬けや鶏ごぼう、日光ならではの巻き湯葉のあんかけなど、優しい味の品々が中心。健康に配慮されたメニューが並びます。

▲ちょっとうれしい藁納豆。その横の小皿は北関東の郷土料理「しもつかれ」。御飯のお供にぴったりです

緑豊かな森の宿「星野リゾート 界 鬼怒川」は、身体に優しい温泉や健康に気を配る各種プログラムなど、リフレッシュにピッタリの旅館。ぜひ美味しい料理とともに癒され旅を満喫してみてくださいね。＜text＆photo：みなみじゅん 予約・問：星野リゾート 界 鬼怒川 https://kai-ryokan.jp/kinugawa/＞